きっかけとか理由は覚えていないけれど中学から20代前半まで、うっすらリストカットしてた。
ちょうど流行ってて社会問題でテレビとかやってたから、落ち込んだとき興味本位で試してハマったとか、そんな不純なことやった気がする。
もともと爪を噛んだり指の皮むいたりするクセがあったから、ハマりやすかったんだと思う。
本当に死ぬ気持ちはなくて、でも口癖は「死ねば良いのに」だった。
自分に対しても、他人に対しても。
勉強ができて、でもあんまりマンガとかテレビとか見てなかったから周りの話題になんとなくついて行けなくて、友達も居たけど、たくさんの同世代のクラスメイトとはどう接したら良いのかよくわからなくて、でも学級委員とかやってて、
部活は分裂してて楽しくなかったけれど一度入った以上やめるのはなんだか良くない気がして我慢して通って、なにかにつけ自分を責めたり、とりあえず謝ったりしていた。
自分が謝れば我慢すれば丸く治まると思ってた。家の外ではお互い距離とってるからそれで大丈夫だった。
でも家の中では、別に謝らなくていいよもういいよ、と言われてもなんだか納得がいかなくて、何かあると些細な事で謝り続けて、逆になんで謝ってるの、っていうか謝ってないでしょ!?って怒られる事が多かった。
ごめんなさい
べつにいいよ
でもごめんなさい
いいって
でもでも私が悪かったから、ごめん
いいから
ゴメンって
は
ゴメンってばゴメン
それあやまってないでしょ?
ごめんっていっとるやん、なんで怒ると?
良いって言ってるのにしつこい
ごめんって、怒らんでよ、ごめんって、ごめんごめんごめんごめん。
些細な事。
間違ってカレーなのにちょっと高いお肉を買ってしまったとか。そんな風な事。
で、よる、私が悪いのに謝って許してもらえないなら自分で自分に罰をあげなきゃいけないんだって、私が悪いんだって、
腕を切った。
母親や友達にバレると心配されたり注意されたりしてめんどくさくて、太ももを切ったり胸を切ったりした。指の関節のシワにそって切って絆創膏をまいた。
胸を切ると、彼氏にだけバレる。
当然彼氏が怒る。
次切ったら叩くよ、やけん切らんでね、と言われる。
うん、切らない、と答える。
たぶん切るだろうな、と思う。
何かがきっかけでやっぱり胸元を切る。
約束やけん、と言って彼氏はパーで左右の頬を一発ずつビンタする。痛かった、その後ぎゅーっと抱きしめて、今度切ったら倍やけん、という。
うん、もう切らない、と答える。
でも切った。だって叩いて欲しかったんだ。
誰かから罰を欲しかった。
今度は計4発ビンタされて、もう絶対切るなと言われた。
そこから我慢はした。胸じゃなくて足首を切った。足首に絆創膏を貼った。彼氏は気がつかなくなった。
別れてからしばらく、むしろ何も切らなくなった。
だけれど不安があると時々切る。ふぅーとため息をつきながらうっすら血を見ると落ち着いた。
生きるために切ってるんだって当時は本気で思ってたし、本当にそうだった自分の中で。
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