さあ、重い腰をあげて日記を書くよ。
3/20。朝八時に福岡を出て、えっちらおっちら山田家へ。
朝の3号線もなかなかの賑わい。
桜もちらほら咲き始め。
彩虹をひろって、今度はグッチー宅へ。タクシーと合流(変な言い方)して、車二台で(若者組と年寄組)音小屋REBOOTへ向かう。予報は雨だったけど、重々しい曇り空ではあるが降雨はまだ。
グッチーカーでスピッツを大音量で聴きながら高速道路を走る。
僕は運転があまり好きではないし、おじいちゃんのような車なので、すごく助かる。
途中物凄い量のランチをたべ
音小屋REBOOTへついた。
この日は「サプライズ企画」だ。
- ブラックホール関係の柄の悪い人たちがお祝いに大挙する予定だったけど、みんな都合がつかなくて、バンド「しんかいち」とツトムさんヒデさんしかこれなくなった
- ガッカリする雰囲気の中、バンドがリハを終え本番が始まると
- 来れなかったはずのみんなが「おめでとー」って現れる
というもの。
この企画を考え、練り、実行したヒデさんの「子供心」に感動。
おもしろい!と思うことを全力でやる。これ以上に血の湧くことはない。
バンドでの演奏や、この日もいろいろ出まくって「サニーはうざい」と思われてる(笑)おしかけギター
- たけっち
- グッチー
- 竹内ゆえさん
- yoriさん
- モンローatamanax
- ぜちさん
すごく楽しかったけど僕にとってこの日のメイン=重圧はライブペインティング。
みんなにみられながら絵を描くっていう恐ろしい作業。
大学生のころ、20代の頭くらいに筆で、ペンキで絵を描いたことはあったけど、30年以上の話。
それ以来「絵を描く」なんてないし、しかもこんな大きなサイズ。
道具もペンキ。
おそれおののく。
このシリーズでペインティングをしてきたのは画家のシニーさんや、天才ぜちさん、天災山田氏など超一流のみなさん。
僕に歯が立つわけがない。
でも、「おもしろそう」と思っちゃったんよね。
やったことないことをやるのってほんと楽しい(笑)結果に拘らなくていいのもいい。
100円ショップで揃えるつもりがなくて、ペンキを買う。結構なお値段。でも自分への誕生日プレゼントとしてね。
バンド演奏が終わり、描き始める。
胸を借りる、なんていうのはなんか気持ち悪い(笑)
アートの巨人たちに立ち向かうには「どんな作戦で戦うか」が重要(笑)
ぜちさんも、山田氏も「大きな画面に、ざざざ!っとライブで大胆に絵を描く」ことに長けてる。だったらその方法論では戦えない。ちょっとでも立ち向かえる場所を探さないと
僕はカラフルで、可愛くて、おしゃれなガーリーなものが好きなおじさんなのでポップで春っぽいのを描こう。
翅を広げたチョウのおんなのこと、「音」という字、リブートの「R」そして春の桜。
これでいこう!
まずはチョウの羽をマーカーで描く。
ところが!すごく時間がかかる。
紙が大きい。
焦る!
全体で2時間でできるんじゃないかな?という見積もりは大外れ。
途中途中でギターも弾く(結果これがすごく良かった。飽きずに済んだ笑)
でも、体力はだんだん残り少なくなってくる(笑)
結構ね、立ったり座ったりのスクワット状態が続く
グッチーが途中を写真とっててくれた。サンキュー。
ペンキは思ったより早く乾き、色を混ぜることができなかった。
だったらベタで、発色良く「デザイン」しよう。
お腹減った。たくさんのおかずが並ぶテーブルを気にしながら、もうすこし!
途中でソロで歌う。
ご飯が並んでいたのでディナーショー気分で、チェットベイカーのカバーとか。沈み込む歌を。
あいかわらず空気よめんね(笑)
さあ!仕上げるぞ
プランクトンが、じゃなく最前列が大暴れのなか。唇をかく
ライブはラス前。ようやくできた。
This is what I really Call aMessage!「音!これこそがメッセージだと僕は思う」
夜中に北九州に戻る。
山田家で一泊。
寝たのは4時。でも起きたのは6時半(笑)
誰も起きてこないし、暇だ。
彩虹は寝たきり、遊んでくれないけど、猫のアーヤが1時間しっかり遊んでくれた
それでもまだ朝八時前。
小雨の中散歩に行く。
そこでの風景を歌にする(ひとんちで!)
ようやく起きた彩虹。
来週髪の毛を切るというので記念に写真を撮る。
さて!福岡へもどる。
大渋滞がお出迎え。
とても新鮮で楽しく、あたたかいUSAへの旅でした。
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