誰もいなくなった由布院へ、九重へ。【小さな作家作品にお金を払うということ】

久しぶりですね。

 

緊急事態宣言なんていう恐ろしい言葉にもなれてしまったのか?
それともただじっとしているのに疲れ切ったのか?

「人のいない観光地へ行こう」

そう思った。

 

選んだのは「湯布院」

初めて湯布院へいってからもう、30年くらい経つ。

その頃は「しずかな温泉地」で、割とお高いお宿と、お高い商品を扱う(作家の器とか?)がぽつぽつとあったり。
僕ら夫婦はおいしいご飯を食べるのが好きで、コース料理などを食べに行っていた。

空想の森美術館ってのがあって、とても苦手だった。
はいると、頭が締め付けられる。すごい頭痛。
あるときは木立の中を車で走ってる時に「ずん」っと激しい頭痛と発汗に襲われて、ある区間を通り過ぎたら治った、なんてこともあった。

 

まあ、湯布院ってのはそんな「歴史ある、古めの温泉宿」のある町だった。

 

銃数年前くらいから、外国人観光客が溢れてきて。
車の離合はできない。言葉は通じない。
ゴミは捨てながら歩く、なんていう場所になって、、

お店もなぜあるのかわかんない500円ショップとか、アニメのショップとか。
質の悪い、観光客向けのお店がどどん!っと増えてきて。

その頃から行かなくなった。
湯布院は旅行の取材などでもいったんだけどね。好きだった。

 

コロナ戦禍のなか、インバウンドは溶けてなくなり、湯布院などの「外国人観光客めあて」の場所はやっていけてるのだろうか?

そう思って、行ってみた。

 

以前は高速道路から降りれないくらい渋滞してたこともあった湯布院。
道の角に暇そうな人力車のお兄さんがいた。
離合もできなかった通りには、車の一台も通ってない。

まず、お店があいてない。

休業のお知らせだったり、テナント募集の張り紙だったり。
さみしさが増す。

 

 

僕らは歩いて、開いてるお店を探した。
見たことないような新しいお店もあった。

テナントの1/3がしまってるビルへ入った。
すごくおしゃれな靴が飾ってあったから。
靴のことをとても愛してる感じがあふれてる店員さんにすすめられ、スニーカーを試着したりした。
すごくいい。
スニーカーなんて普通はかないけど、これはすごく気に入った。

購入。

 

そのあとも可愛いお菓子の店や、ちょっといいものが置いてる雑貨屋さんを巡った。

 

 

こんな言い方をしたらいけないとは思う。
でもここはまるで「昔の湯布院」のようだ。

観光地価格も、気にならない。もちろん「ハイになってる」のも含まれるけど。

いいものが少しづつあって
見るだけでも心が満たされ
創作意欲が湧いたり、感心したり

おしゃれで、素敵なものを扱うお店が、すこしづつあった。

もちろん僕らもお金はあまりない。
ないけど、それでも「個人の作家さん」のものは、気に入ったらなるべく買う。

 

 

コロナ戦禍で、ちょっと個性的なお店はなくなり
コンサヴァなものや定番商品ばかりになった印象がある。

売れなきゃ生きていけないから、需要に合わせる。
買う方も最大公約数を探す。
ユニクロとGUでことたりる。

僕もユニクロの服をたくさん着る。
頭から爪先、下着までユノクロの日もある。
でもね、それだけじゃ、ね。

 

古着屋さんを漁って、百枚のガラクタのなかから一枚を探したり
手は届かないけど、意匠を尽くした商品を眺めたり
そういうことが、好きなんだ。

新しい何か
わくわくする何か
そんなものと出会いたい

 

そんなものを作ってくれてるのが「小さな作家さん」たちだとおもうんだ。

 

僕ら日本人はアートにお金を払うことがとても少ないらしい

そもそも貧しいから買えないってのが大前提なんだろうけど。

ゴットの「ひまわり」はたしかにすごいのかもしれないけど
僕らの周りには「アート」を今現在生み出してる人たちがたくさんいる。
その人たちが辞めてしまったら
僕らの「手に入る新しいアート」はどんどんなくなってしまう。

手作り作家さんにイチャモンつけて「負けさせる」のがお買い物じゃないよ。

 

コロナがあけたら、また500円玉貯金をもって、作家作品を買いに行こうと思う。

 

 

県外から不要不急でやってきた僕らに、とても親切にしてくれたお店の人。
僕らもマスクと消毒を欠かさなかった。
(マスクと消毒にどんな意味があるのかは、いろんな考えがあるだろうけど)

 

地元でできた食材を食べ
花を愛で

 

 

また「やる気になる」ために必要なんだ。
僕らに、小さな旅は。





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