来春の朝ドラ『とと姉ちゃん』相手役キャスト予想ダービー

平成28年度前期連続テレビ小説、いわゆる“朝ドラ”『とと姉ちゃん』の主要キャストが、先日発表になりました!

NHKドラマの2枚看板、朝ドラと大河には、名作・迷作、秀作・珍作いろいろありますが、キャスト発表は必ず楽しめるのです!実際に放送が始まるのは、発表の数か月後、場合によっては1年以上先だったりもしますが、「とりあえずそれまでがんばって生きよう」と思わせてくれます。伝統枠は偉大だ。

来年春から始まる『とと姉ちゃん』のヒロインは、大橋鎭子(しずこ)がモデル。
お若い方はあまりご存じないでしょうが、1920(大正9年)に生まれ、戦後まもなく出版社を立ち上げて、女性向け雑誌「暮らしの手帖」を創刊した女性です。少女の ころに父親を亡くし、妹2人の「とと=お父さん」代わりになって奮闘した姿がタイトルになっています。

ヒロインを演じるのは、高畑充希ちゃん。演技派ですね。しかも歌もうまいですね。

 

 

で、先ほど私、主要キャストが発表されたと書きました。西島秀俊、木村多江、向井理、杉咲花、坂口健太郎、ピエール瀧、片岡鶴太郎、大地真央・・・etc。
が。がっ!実はヒロインの相手役がまだ発表されていません。

ヒロインの相手役、とはいっても、目下大好評(らしい)の『あさが来た』と違って、今作の場合、ヒロインのダンナさまでも恋人でもありません。
雑誌を創刊するにあたって師匠になり、そしてパートナーにもなった、いわば“心のバディ”的な存在なのです。
史実では、花森安治。東京帝大出身で 、編集者でもあり、デザイナーでもありジャーナリストでもあり、豪放磊落、反骨精神にもあふれた性格で、おかっぱ頭にスカート姿を貫いた奇矯の人でもあったそうな。

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さあ、そんな花森=ドラマでは「花山」さん。いったい、どの俳優が演じるのでしょうか?!
この予想がまた、朝ドラ・大河ファンにとっては、楽しい時間なんだよねーっ!
予想にあたって・・・

●鉄則その1:
過去に朝ドラでヒロインの相手役をつとめた役者は、除外。
(例)玉山鉄二(マッサン)、高良健吾(おひさま)、鈴木亮平(花子とアン)、福士誠治(純 情きらり)etc…

●鉄則その2:
直近の大河や朝ドラに、または次作の朝ドラや大河に主演/相手役で出演した(出演決定済)の役者は、除外。
(例) 玉木宏(あさが来た)、大沢たかお(花燃ゆ)、堺雅人(真田丸)、東出昌大(守り人シリーズ)

●史実との主人公の年齢差は、無視される場合がある。
(例) 大河『江』において、江の夫、徳川秀忠は江より4歳年下だったが、実際は4歳年上の向井理が演じた

●ドラマの主要スタッフと過去に仕事をしたことのある役者や、NHKで実績のある役者が選ばれることが多い。
今作でいえば、
西田征史(脚本家。『妖怪人間ベム』や『怪物くん』など)や、
落合将(プロデューサー。『限界集落株式会社』、『真夜中のパン屋さん』、『ゲゲゲの女房』など)。

●ただし、もちろん、NHKと全く縁のなかった役者や、無名の新人が抜擢される場合もある。
(例)大河ドラマ 『天地人』に主演した妻夫木聡、2017年大河『おんな城主直虎』に主演する柴咲コウetc

●主役と相手役が同じ事務所ということは少ない?(未精査情報)
さあ、このあたりを考慮したうえで、予想してみましょう!

(注) 今回の場合、主演の高畑充希ちゃんが、すでに新人ではなく実績ある女優さんなので、相手役は逆にフレッシュな人の登用も考えられますが、まあ知らない人は予想できないので、それなりに有名な俳優さんで予想してみます。

 

 

◆◆◆2016年度前期朝ドラ ヒロインの相手役ダービー(G1)

予想 馬名 騎手
ヘイセイノモモタロー 松田翔太
エータ 瑛太
フューチャーフォレストマウンテン 森山未來
チュラサンズブラザー 山田孝之
オダギリジョー オダギリジョー
ヨウカイニンゲンベム 亀梨和也
ネズミコゾージロキチ 滝沢秀明
リベンジキヨモリ 松山ケンイチ
アサイチ 窪田正孝
オトコダンミツ 斉藤工
ムッシュートクゾウ 佐藤健
カクシダテヤクスケ 岡田将生
× セツナイウタゴエ 星野源

 

 

解説しますと、まずもって、棒読みじゃ興ざめなので、演技力のある俳優さんが前提だとは思うんですよ。で、おかっぱ頭にスカートという前衛的な扮装もアーティスティックにこなせないといけない。そして、ヒロインの9歳年上という史実でのヒロインとの年齢差。

そのあたり考えると、翔太さんや瑛太さん、森山未來、オダギリあたりが順当だとは思うんですよね。彼らはそろって、NHKのドラマでも実績があります。

ただし、オダギリだとちょっと年の差がありすぎるかなー。翔太さんは『アフロ田中』で脚本の西田さんと仕事しています。瑛太は最近、何かのドラマの制 作発表の時、「いつか朝ドラか大河に出たい」と言ってましたよね。森山未來さんもNHKに愛されている役者です。

山田孝之さんは、大人の事情(?)でメジャー作品に出ない時期が続いていましたが、ここ数年は活躍の場を取り戻し、しかも独特の存在感を兼ね備えた実力派俳優として名高いですよね。『信長協奏曲』で脚本の西田さんとの縁もあるし、ここで満を持して出演すれば、『まれ』の柳楽優弥のときのように話題になるに違 いなく、NHK的に超おいしいはずです。

亀梨、滝沢の両ジャニーズ勢は馬名(笑)の通り、いずれも西田さんが脚本を手がけた作品で主演し好評だった実績がありますね。ただし朝ドラの相手役にジャニーズががっつり入り込んできた例は、少なくとも最近はありません。

松山ケンイチも馬名(笑)のとおり。 『平清盛』って大マスコミ様に低視聴率と散々叩かれたけど、局内では、また業界内では、評価は悪くなかった作品だったと思うんですね。松ケンにはいずれ、NHKで登板する機会があると思っています。あでも、松ケンは高畑さんと同じホリプロか…。

窪田さんから岡田さんまでは、人気俳優さんということで。窪田さんは『花子とアン』でも大きな話題になりましたが、今回でなくとも、近いうちにNHKでさらに大きな 役をつとめるはず(・・・と、期待しています!)。佐藤健さんは、もはやヒロインの相手役に留まる人材ではないかもですね。5年以内に、大河の主役をつと める可能性大です。

で、最後に大穴!星野源さんです。これがね~ 、わたし的にめっちゃ推しです!芸術家肌の役、似合いそうだし。充希ちゃんと並んだビジュアルもいいし!プロデューサー落合氏に見出されて『ゲゲゲの 女房』に出演した実績もある。今年も『紅白が生まれた日』に出演している。

ただし、彼の場合、なんといってもまだ体調優先でスケジュールを 組んでいるだろうから、あまり大きすぎる役はできないのかもしれません。でも、花山さんって、半年ずーっとじゃなくて、3か月ぐらいの出番だという噂もあるからね。だったら、連続ドラマと同じくらいの拘束ですむ・・・かも・・・?
花山さんキャスティング発表、楽しみに待ちましょう!あ、これだけ挙げといてカスりもしなくてもご愛嬌で☆

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