路上で、公園で歌を歌う君へ

先日、何人かの人と話してるとき。

警固公園とかって、歌を歌ってる人がうるさいよね。ヤンキー車とおなじだよ。なんであんなバンバンでっかい音立てて逮捕されないわけ?

という人がいた。

自己主張ならよそでやれば?ライブハウスとかでやれないから道でやってるんだろうけど、はっきりいって気分悪いよね。

とも。

 

路上での音楽活動をやってる人がたくさんいる。
知り合いにも多い。
街中に音楽があるのはいいことだ。

でも話してる彼女たちにむかって「そんなことはないよ」っては、言えなかった。

だって、うるさいもん。音、おおきいもん。

 

充電できるアンプのせいかはわからないけど。音が大きすぎるよね。それでもやりたい。自分のことをわかってもらいたい!そういう気持ちもわかる。
でも「音楽を殺してるんじゃない?」って思うことがある。
お花見でカラオケを歌いまくって、嫌な顔されてる人と同じだよ。
信号待ちでドデカイ音で音楽かけてる車と同じだよ。
大きな音楽は暴力だよ。

 

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公園やパブリックスペースは文化が生まれるところだと思う。と、同時に「あなたの自己主張の場所」ではない。

キーボードみたいにそのままでは音が出ない楽器ならともかく、ギターになぜアンプがいるのかな?どうして大きくしないと届かない音楽をやるんだろう。
どうしてリズムボックスでビートを刻まないといけないんだろう。
どうして、マイクを使うんだろう?

楽器のよさが死んでしまうよね。

人を傷つけたい。いやがらせをしたい。そんなメッセージもあるとは思うし、それはそれでよし。
でも歌われてるのはそんなメッセージじゃないかんじ。

 

このまま現状が続いて行くと、きっと規制がかかるだろう。
ねこそぎ禁止になると思う。

いま、やる側がなにかをしないと、次に続かなくなるよ。
ギターをひきたいな、歌いたいなって思う次の世代が、やりにくくなるよ。
君たちがいま、そうやって公園や通りで演奏できるのは、先輩たちが音楽を作り、商売になってるからだよ。音楽を楽しむ人が「多数派」ではないことをよく知ってほしい。

 

「迷惑をかけるな!」
そんな世の中は大嫌いだ。迷惑をかけたりかけられたりする世の中が大好きだ。
だからこそ急激な変化や、つけこまれるスキを与えるのはよくないんじゃないかな。

 

ある日、全員が、自分のまわり2~3メートルしか聞こえない「生音」の音楽をはじめたら、それは素敵な革命的なことだと思うんだけどな。
もっとよく聞きたいと思う人が、もっと距離を縮めてくる。
すばらしい光景な気がするんだけど。

 

大きな液晶画面から大音量で流される宣伝音楽。その隙間にふと流れてくる本物の音楽。それって素敵なことだとおもうけどなあ。

 

あなたの歌をききたいひとも、聞きたくない人もいる。それがパブリックスペース。
歌が凶器になる前に、すこし考えて欲しい。

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