アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅:正統派ディズニー映画
不思議の国のアリスを原作とした第1作「アリス・イン・ワンダーランド」は、のティム・バートン監督作品らしく、偏愛とコンプレックス、さらに奇妙なキャラクターを暴れ回らせることで、「共通項のない分かり合い」を描いた作品だったように思う。
ストーリーもアリスの世界観も大幅に変更しながら好き勝手やっていて楽しかった。
ジョニー・デップの変態ぽいマッドハッターや、ヘレナ・ボナム・カーターのでか頭、赤の女王なんて危険水域の表現。きみの悪いキャラクターたち全員が、バートン風味満載だった。
あの、アン・ハサウェイでさえ、いかれた動きをする。
アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅:ディズニーの薄ら寒さはバートンとは大違い
続編となる「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」はバートンの作品じゃない。
薄味で常識的でノーマルだ。
バートンは製作に携わってはいるが、やる気はなかったんだろうな。
つまらないディズニー映画だから
キラキラのCGのシーンが続いて、何度か眠たくなった。
バートンの映画が好きなら、見ないほうがいい。
でも、バートンの映画だと思わなければ、まあまあ面白い。
豪華絢爛。
アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅:いいところもあるんだよ
赤の女王ヘレナ・ボナム・カーターと白の女王アン・ハサウェイのエピソード。誰もが持つ、悪い心。怒られたくない!ていう思いは女王だろうが、美人だろうが(笑)持っていて
言えなかった一言がずっと胸の中でチクチクと動いてる。
愛されたいと願う生き物なんだ。みんな。
みんな仲良く生きるなんてそりゃ無理だけど。
でも心からの一言を待ち続ける。それだけでよかったんだ。
ヘレナ・ボナム・カーターの変な顔に、少しほっとする。
そして愛らしく見えてくる。
アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅:夢の世界・現実の世界
現実世界でのアリスを取り巻く環境。
アリスはいつも戦ってる。
不可能を可能にしたい。それが彼女の自己実現。
不思議の世界は救えても、女であることは否定できない。
女が出来ることなんて、いいとこ事務員くらいだ。
そんな時代が、つい最近まであったし、今でもこの社会には蔓延してる。裏に入った分だけ始末に負えない。
女性が輝く世界なんて男は誰も望んじゃいない
頭が良く活動的な女性を嫁になんかしたくない
自己実現のために努力し、ジャンプし、走る女性を彼女になんてしたくない
そう言ってしまえばいいのによ。社会さん(笑)。
でも、そんな女性を同性が足を引っ張る社会でもあるんだ。今は。
アリスとお母さんが中国との貿易を始めるシーン。こちらの方が今や「夢の世界」なのかもしれない。清々しく、気持ちのいいラストシーン。
そういうあたりも最近のディズニー映画フレーバーなのかも。
ディズニーは嫌いだ。
でも、好きなところもある。
自由を求める戦いをし続けるところ。
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