生まれて初めて自分でお金を出して買ったレコードは、多分アニソンか何か。シングルレコード。
サイボーグ009(その当時の新しいやつね)とか、宇宙戦艦ヤマトとかの「Am」ぽい曲が今でも好きなのはその辺の影響やろね。
でCDの話。
初めて買ったCDはハリーコニックjrの「20」と言うアルバム。
まだCDプレーヤーは持ってなかったし、パソコンもないから聞けないんだけど(笑)
僕は東京でグラフィックデザイナーの見習いのようなことをやっていた。
生まれも育ちも北九州の僕にとって、東京はとにかくものすごく。
本でしか見たことのないレコードが、実際にあるのを初めて見た。
20歳の頃、北九州でレンタルレコードと輸入レコード屋さんが合わさったお店でバイトしていた。
名盤100選とかの本を見ながら、勝手に注文しては、バイト代は全部レコード代になっていた。
でも、北九州の小さな町の輸入盤やさんには、注文しても届かないものが多かった。
そんな夢のようなレコードが実際売り場にあって、触れて。
一番通ったのは六本木の地下鉄駅のすぐ上にあった「六本木WAVE」
ミニシアターも併設してある。
とにかくお洒落なお店。
ある日そこにピアノ弾きがきてた。
今で言う所のインストアライブだね。
その男が「ハリーコニックjr」今では超大物。ゴッドファーザーの挿入歌を歌うくらい。
22歳だった僕より年下か、もしくは同じくらいの、とにかくかっこいい青年。
その彼がピアノを弾き、歌うんだ。
シナトラなんかを。
ロックも大好きだけど、ジャズボーカルも大好きだった僕には神様に見えた。
しびれた。
ストライドピアノと言う演奏方法で。
CDを買うとサインしてくれると言われて列に並んだ。
僕はその頃(今もだけど)デカ顔と呼ばれてた。
でハリーコニックにそのことを言うと、サインに「to big face」と書いてくれた。絵入りで。
CDプレーヤーを買ったのはずいぶんあとになったけど(笑)
今まで何枚のレコードやCDを、生活費のために売っただろうか(笑)2〜3000枚くらいかな?
i-tuneができてからは、取り込んで売ることができたけど、もう二度と会えないレコードやCDもある。
ハリーコニックjrのCDは、ケースは折れ、傷だらけだ。
でもずっと、ある。
彼の歌った歌とピアノ。
とにかくかっこよかった。
生の音楽、それもライブハウスやホールじゃなくて店頭で。
しかも、超一流でハンサムで。
こんなことが日常的にあってる東京ってすごい!と思った。
いい音楽に会える町。東京。
あ、ここで僕はお客さんとしてのでヴィッドシルヴィアン(JAPANと言うバンドのシンガー)を見た。普通にレコードを買っていた。
あ、佐藤浩市も見た。ヤクザのようにオーラが恐ろしかった(笑)
【609号室】ガーリーおじさんはまったく役に立たない2017
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