歌姫たちの背中と横顔:序文【サポートギタリストの密かな愉しみ】

広瀬すずが「なんでこの人は女優の顔を照らす証明なんていう仕事を選んだんだろう」って発言して叩かれたことがあったね。

なぜ?主役を輝かせる役割を進んでするのか?そういう疑問はわからなくもない。
通常、どんな芸事でも「てっぺんを取りに行く」というのが基本姿勢だろうし。

僕の場合、自分のコンダクトするバンドもあるし、ソロのシンガーソングライターでもあり、別名義でコンセプチュアルな遊びをやったりするので、より疑問に思われるようだ。

 

  • あなたはどうして、シンガーソングライターなのに人のサポート(ばっかり)するの?
  • 自分のバンドとかソロ活動で満足できないの?
  • でしゃばりなの恥ずかしくない?

 

そう聞かれることにも慣れた。そういう目線を送られることにも(笑)
その都度「いや〜歌うのが苦手で」とか「人気ないんで」とか「老後の楽しみのためですよ〜」っていうくだらない言い訳でその場を逃げてるんだけど。

自分が主役で歌を歌うという楽しみ(苦しみ)と
誰かのサポートでギターを弾く楽しみ(苦しみ)とは、全く違うものがあるのです。

 

ソロ活動においては、自分のやりたいことをやってるつもり。
責任者は僕で、その音楽を回収するのも全て僕自身。

でもギタリスト・サニーの楽しみは全然違う。
「サポート」という楽しみについて、何度か一緒にやったことのあるシンガーについてのエピソードを交えながら紹介していきたいと思う。

 

個人的趣向の問題だが、「歌姫」たちについて(笑)のみ。

それぞれ人気者で、「愛される対象としての、偶像としての姫」でもあり、「強烈な色合いを持つ巫女」でもある彼女たち。
当然、僕がいない方が輝くところもある。言われなくても知ってるよ(笑)
僕自身がリスナーとして、お客さんとして「面白い」と思った人に「俺を使ってくれ」といい歳こいて紅顔で頼み込んでるんだ(笑)。音楽が好きすぎて「でしゃばりジジイ(りんたろ〜命名)」になってることは否めない。

 

そう。歌姫たちは歌うという天から授かった、もしくは自分で掘り起こした伝家の宝刀を持っている。彼女たちの武闘&舞踏を見てると、僕の頭の中ではフルバンドが歌い出す。

 

もちろん、「やらせてくれ」「一緒にやろう」って言っても断られることもある。多々。それはそれだ。すごすごと立ち去るのみだ。

一、二度やって声がかからなくなることもある。それは「音楽の不一致」だけではない場合もね(笑)。僕のこの「病的に音楽中心な性格」と、いかにも教壇に腰掛けるような「先生的いやらしさ」が嫌がられることもある(笑)。

まあ人生はほとんどが交差しない道。
何かのタイミングで一瞬触れ合って、また分かれるもの。
去年と今年の人間関係が全く違うように、平成が終わる頃にはまた全然違う場所にいるのだろう。

 

次回から

  1. acane
  2. 山田芭瑠
  3. 小佐井みなみ
  4. 中島晴香
  5. 萠珈

の順番で。
一番近くで見た「歌う天使・歌う悪魔」を崇拝する初老のレポートをお楽しみに。





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