【ジョジョの奇妙な冒険、ダイヤモンドは砕けない】う〜ん、ジョジョぽくない、ホラー映画みたい…でも、頑張った!!

先日、息子と主人と三人で【ジョジョの奇妙な冒険】の映画を観てきました。

私は、正直言って、【ジョジョ】の原作を読んだことがありません…
全く詳しくもないのですが、少し前に深夜枠でアニメが放送していたので、見ていました(勿論、録画で)
最初の印象は、話がグロくて、マンガの世界観に馴染めず、、否定的だったんですが、回を重ねる毎に、いつしか【ジョジョ】の世界にはまってしまいました(笑)
しかし、ジョジョラ―ではありません。ジョジョの一部しか知らないので。
そんな私が勝手な感想を書かせてもらいます。ジョジョラ―の皆様、すみません…

※今回は映画のネタバレあります。

 

 

【ジョジョの奇妙な冒険】とは、単行本の既刊は100巻を超え、シリーズ累計発行部数は9500万部を超える、荒木飛呂彦先生の大人気マンガです。
30年も前にこんな、スタイリッシュ?なマンガを描くなんて、、凄い人だと思います!!
しかも、ストーリーの緻密さにはビックリしました。

スタイリッシュで斬新な作風(画)や他に類を見ない擬音、超個性的な登場人物(2次元の人物に近いのかな)の印象的な台詞が大きなインパクトを残し、国内での人気はもちろん海外でも高い人気のマンガです。
TVアニメシリーズとして放送された、

  • 第1部【ファントムブラッド】
  • 第2部【戦闘潮流】
  • 第3部【スターダストクルセイダース】
  • そして今回の第4部【ダイヤモンドは砕けない】

ジョジョの実写化(映画化)は第4部の「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」です。

この物語は日本が舞台で、主人公は東方仗助で、空条承太郎(第3部の主人公)の祖父であるジョセフ・ジョースターの隠し子という設定です。

杜王町(マンガでは日本と言う設定です)で暮らす高校生の東方仗助(山崎賢人)は、母(観月ありさ)と祖父(國村隼)の3人で仲良く暮らしていました。ある日、彼の前に甥だと名乗る一人の男性、空条承太郎(伊勢谷友介)が現れ、仗助がジョセフなる老人の息子であり、自分と同じくジョースターの血統を継ぐものだと伝えます。
仙台をモデルにした原作の杜王町とは全然違うし、どう考えてもスペインのカタルーニャの町に日本語の看板と標識は違和感ありましたが、、その違和感こそが【ジョジョ】の世界観なのかな…とも思えます。

アンジェロを演じる山田孝之や空条承太郎の伊勢谷友介など、日本を代表する若手俳優陣…雰囲気を出すのが抜群にうまい彼らの演技には「説得力」があり、おかげで序盤からすっかり観客が物語に入り込んでいきます。
ただ…個人的には山田孝之の演技力が無駄に高すぎて、序盤はホラー映画にか思えませんでした(笑)
猟奇的殺人者をやらしたら、彼の右に出る人はいないんじゃないかと思います。彼の演技力は凄い!です。

 

私の中では【ジョジョ】は猟奇的殺人犯や変質者が満載のマンガですが、その犯人が、なぜか、、憎めない?どこか、、お馬鹿なところもある、、人間味あるキャラクターなんです。だから、山田孝之のアンジェロは怖すぎました(笑)

東方丈助役の山崎賢人、広瀬康一役の神木隆之介、山岸由花子役の小松菜奈、虹村億泰役の新田真剣佑あたりは役に合っている感じがします(少し賢人くんが弱いけど)

主演の山崎賢人は仗助のやさしい人柄が出ていました。「グレートだぜ!」の台詞が弱い(笑)
岡田将生の虹村形兆は原作のイメージとは少し違いますが、岡田君の演技力でカバーかな…
私の中でのMVPは断然!!虹村億泰をを演じた新田真剣佑。憎めない愛すべきバカ‼を見事に演じています(笑)

何より声のイメージが合ってました。千葉真一のDNAを受け継ぐに値する演技でした(笑)

【ちはやふる】では、真面目な好青年を演じていたのに、バカキャラまで演じられるなんて、、二世俳優にしては頑張ってるな…と思いました。

 

劇中に出てくる【スタンド】とは…
精神エネルギーを具現化した超能力で、その能力を持っている人にしか見えないと言う設定です。

その能力を持つ者のそばに現れ立つことから「スタンド」と呼ばれています。

東方仗助のスタンド【クレイジー・ダイヤモンド】
触れるだけで他人のケガや壊れたものをなおすことができるスタンド。

空条承太郎のスタンド【スタープラチナ】
時間を止めることができる。最強のスタンドと言われている。

安十郎(アンジェロ)のスタンド【アクア・ネックレス】
あらゆる水分に溶け込み、体内に侵入して内部から相手を攻撃する力を持つ。

 

【ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない 第一章】のあらすじ

静かで住みやすい人気の街、しかし実際には犯罪が頻繁に怒っている町、杜王町。
猟奇的な殺人事件が発生し、多くの殺人を犯し街に潜む通称アンジェロは未だに捕まっていない。
そんな街にやってきたのは平和を愛す好青年、広瀬康一。転校して、間もなく、不良に絡まれた時に、その場を救ったのは特徴的な髪形の東方仗助だった。
学校ではお世話係の由花子に監視されながらも仗助と仲良くなっていく。
そんなある日、一人の男性が姿を現した。その男性は仗助を探していた。空条承太郎と言う人だった。血縁上は仗助の甥に当たるのだという。
彼の話によると、丈助の父親は自分の祖父だと言うことだった。しかし興味の無い仗助はその場を去ろうとした。しかし、承太郎は不意に彼の髪形に文句を言ってしまう。

髪形をいじられた仗助はキレてしまい、承太郎に殴りかかった。その時承太郎は仗助に「スタンド」が存在することを確信した。
超能力のような不思議な力、スタンド。
ケンカが収まると承太郎は仗助にこの街に潜むアンジェロという男の事を言い残し去って行った。
その男は何人もの人を殺している猟奇的殺人犯。そして仗助も少し前に不可思議な体験をしていた。
まるで水に紛れる妖精のような姿のスタンドに、ある男性が殺されるところを見たのだ。
そのスタンドは、ある日、仗助の家へとやってきた。アンジェロは水を操るスタンド使い、アンジェロは彼に目を付けたのだ。仗助の祖父はアンジェロのスタンドで殺されてしまう。

仗助のスタンドは破壊したものを治す力を持っている。しかし祖父の身体を治しても、命だけは助けられなかった。命を落とした人は丈助のスタンドでは、治せない。
承太郎も加わりアンジェロとの戦いが始まる。アンジェロはスタンドの力で家中の水分を操り攻撃を仕掛けてくる。全く手が出せない二人…
仗助は知恵を絞り、本体をゴム手袋の中へと閉じ込める手段を考えた。アンジェロのスタンドをゴム手袋に閉じ込めたのだ。
そしてアンジェロの身体を自らの力で岩へと封印した。
しかし、祖父は生き返るわけではない。
悲しみの中、葬儀へ参列していると何者かが、丈助を見ていた。振り向くと、仗助を見張るかのように金髪の謎の青年が見ていた。
そして足早に去って行く。慌てて後を追ったら、古い屋敷へと入って行った。彼を心配して後を付けてきた康一、2人は屋敷の門を開けた。

門をくぐったら、突然、襲い掛かってきたのは、虹村億奏と名乗る青年だった。
※【ザ・ハンド】というスタンド使い。
右手で、掴んだもの全てを切り取ることができる。

康一を押し倒し、踏みつけた。さらに屋敷のベランダからあの金髪の青年が康一に矢を放った。
丈助は自分のスタンドで康一を助けようとした。しかし邪魔をしたのは億奏。彼もまたスタンド使いだった。次元を削り取る能力を使い、襲いかかる億奏。優れた能力を持っているが、少し抜けている彼は自らの力で倒れてしまった。
その頃、首に矢がささった康一は屋敷の中へと引きずり込まれていた。
仗助は警戒しながら中まで入ると、部屋の真ん中で倒れる康一の姿を発見する。しかし、突然、何者かの攻撃を受ける。とっさにかわしたが、その攻撃は仗助を追ってきた億奏へと当たる。
倒れる億奏を放ってはおけない仗助は彼を引きずって、傷を治す。そして、金髪の男との戦いが始まる。

青年の名は虹村形兆、億奏の兄だ。小さな軍隊を指揮するスタンド※【バッド・カンパニー】
使いであり彼の持つ矢は射貫かれた人間に力を授ける。その素質が無い者はそのまま死んでしまい、康一はひん死の状態だった。丈助は、命を落とすギリギリの所で彼を治し、戦いを始める。
素質が無いと思われていた康一に次第に変化が現れる。康一も力を授かっていた。
しかし、まだ未熟な彼のスタンドは使いこなせなかった。その代わりに時間は稼げた。その間に仗助は形兆を倒すことができた。姿をくらました彼を探して屋敷の奥へと入った。
そこにいたのはまるで…化け物のような姿をした生き物だった。傷ついた形兆はそれを自身の父親だという。幼少期から何度も酷い目に合わされた父親。「金の亡者」の父親。
そして何度殺しても死なない化け物だと…化け物になってしまった父親を殺せる能力者を探すのが彼の目的だと。

その父親を殺すことは仗助には出来なかった。だから矢を壊す代わりに治せるスタンド使いを探すことを約束する。
しかし、その話も束の間、突然、窓を破り現れたのはドクロマークの小さな物体。それは形兆の身体を突き破り彼の持つ矢ごと吹き飛ばしてしまった。
そしてどこかへと去ってしまった。
※ここ、マンガと違います。マンガは、「レッド・ホット・チリペッパー」の攻撃から億奏を庇い、電線に引き込まれて死んでしまいますが…

億奏はその後、仗助達と行動を共にして、良き相棒となります。

今回の映画は、正直言うと、、絶賛するほど完成度が高いわけじゃないんですけど、スペインで撮影された風景も街並みも意外と作品の世界観に合っていました。
新田真剣佑の虹村億泰もマッケン!良くやった!と褒めてやりたい(笑)

フルCGで作られたスタンドも完成度は高かったたと思います!特にバッドカンパニーは良かった!!

全体としては面白かったと思いますが、アニメのクオリティーが高すぎて、実写化が、物足りなく感じるのかもしれません。アニメの世界観を映画で出すのは、やはり、難しいのかも…

エンディングでは女性の切り取られた手首が紙袋に入ったシーン!
「こ、これは吉良吉影!」ファンの心をガッチリ掴むような演出でした。

やはり、続編が作られたらいいなぁ…と思います。続編が見たいです。
続編が作られたら、吉良吉影や岸辺露伴が見た〜い!

ちなみに、私は承太郎様が好きです!
承太郎様のジョジョ立ちや「この、あまがぁ!」と言う台詞が好きです(笑)
今回は、どちらもなくて寂しかったですが(笑)

承太郎様を伊勢谷友介が演じたのには、、ほんの少しがっかり…伊勢谷友介自身は好きなんですが、、ちょっと歳を取りすぎかな…と思ったりして…

欲を言えば、小松菜奈が演じる山岸由花子をもっと見たかった!今回は出演シーンが少なかったけど、次回作ではスタンド(ラブ・デラックス)を使ったバトル見たい!次回があれば…

この映画もまた、賛否両論ありますが、、アニメでは、一話一話がテンポが良くて、尚且つ、癖の強いキャラクターが上手く描かれていましたが…実写化となると、やはり、それは、難しいな…と感じました。
でも、私は【ジョジョ】が好きです…
次回作を期待しながら、、このへんで…おしまい!





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