さくらの季節によろよろと

寒のもどりというやつが少しづつ減ってきて
確定申告が終わり、誕生日を過ぎる頃。さくらの季節がやってくる。
町中のあちこちでは

「わたし実は、さくらだったんですよ」

とでも言うように、薄ピンクの花を咲かせて、見る人をなんだか「ほわっ」とさせる。
さくらの季節。

会社に行く途中にも、さくらの木がたくさんあって、今日はもう3割くらいは咲いてた。そのほかのつぼみたちも「いくよいくよ」という感じで準備万端。
町中がよっぱらったような色になってる。

いろだけじゃない。
さくらの木の下にもよっぱらいがたくさん。

 

ぼくはアルコールアレルギーで、お酒の味が大好きというとんでもなく寂しい身の上なんだけど、夕方の寒いのに毛布に包まってビール飲んでるひとたちをみると「いいなあ」と思う。

本格的なお花見は今週末くらいかな?

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いつもさくらの季節になると、なんとなく「今年もくぐりぬけた」と思ってしまう。
生き延びたと。

もう、二十代や三十代のようにぶっぱなしてくぐりぬけることはないけど。
今年も、なんとか、生き延びた。
よかったなあ。

 

今日自転車で会社に行くとちゅう、おじいさんと、年取った犬が咲き始めのさくらの木をみてた。
その姿が、なんとも、良かった。
身体じゅうの力が抜けてるような、まるで自然の一部のような。
このひとりと一匹は、どんな一年をくぐりぬけて来たんだろうかなあ。
生き延びてきたんだろうかな。

社会の歯車だったのかもしれないし、家族の大黒柱だったのかも。
もしかしたらアップダウンのはげしい人生をおくり、いまはただ生きてるのかも。

ゆっくりゆっくり、よたよたとあるく。

 

時代のスピードは上がりすぎてて
その流れに乗れない人たちがたくさんでてくる。
でも、もう。そもそも乗らなくてもいいんじゃないか?
来年もさくらが見られることだけを願い、よろよろと生きる。
もう、ザワザワさわがせないでほしい。

そんなことを思いながら、僕は次の信号の点滅を突破するために全力で自転車をこいだ。

 

みなさん、お花見いきますか?
ゴミはちゃんともってかえるか、きちんと決められた場所に捨てようね。

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