博多駅からの帰り道。
お昼ちょっと前。
なんか食べたい。
そう思いながら自転車をこいでる。
いろんな看板が目に入るけど、うーん。ピンとこない。
財布の中のクーポンを見るけど、うーん。ピンとこないな。
清川あたりに来た時、ふと思い出した。
「サンセルコになんか、わーって張り紙してた店、あったよな」
駐輪場に止めて(100円かかるんだよなー)サンセルコへ。
サンセルコの閑古鳥の感じとか、モダンロマンチックな感じとか、好き。
地下に降りると、あった。「ビック鯛はのぼる」
でも、一瞬、引いた。
あまりに情報量満載の、熱量の多い張り紙。
メニューが選べない(笑)
僕は一回通り過ぎて、また、寄った。
「なんか、カレーが食べたいけどなあ。カレーになんかプラスしたいけど」
溢れる情報の中、選んだのは「ポークソテー+カレー」というもの。
豚肉の焼いたのがのってるやつ。よし。注文する。
「はいよ!」と、ご主人。
「ご飯は好きなだけ注いでください」と、大きなジャーを指差す。
ほら、僕ももうようやく大人になったから、食べ放題と言われても適量をつぐことができるんだ(笑)
とはいえ、少しだけ多めにご飯を注いでご主人に渡す。ここにカレーをかけてくれるんだね。
「よっしゃ」
「よし」
「おいしょっと」
と掛け声をかけながら調理する。
そういうのあんまり好きじゃないはずなのに、なんかここは「ピタリ」とはまってる。
合いの手を入れたくなるような(笑)
「はい!お待ちどう」
と、出てきたのがこれ。
超ハードに焼かれた目玉焼きと、たっぷりすぎのケチャップパスタ。
しかしそれは問題ではない。
この溢れそうなカレールー!!
そうか。ご飯はセーブしたけど、かかるルーは同じなんだ。
カレーも「ノスタルジックな味」で、しかしご飯とのバランスが悪くて、最後はルーだけ食べてた(笑)
昭和が「昭和時代」なんて呼ばれるようになって久しいけど、「ビック鯛はのぼる」はまだその時空の中にある。
僕は溢れるカレーを食べながら「銀河鉄道999」を思い出す。
こんな食堂車があれば、銀河の旅も退屈しない。
銀河を旅するという「夢」自体の昭和感を感じながら、ベルトの穴を一つ、緩めた。
「またどうぞ!」
メニューとスタンプカードをもらったよ。
次回はやっぱ、生姜焼きかな
【609号室】ガーリーおじさんはまったく役に立たない2017
◆
◆
◆
◆
ちゅるっと毎日すっちゃうスティック!
鉄分補給で元気にきれいに!「ちゅるっとサジー」かわいすぎる健康食品がSNSで話題沸騰!プレゼントしても喜ばれること間違いなし!
ブログアパート「私の人生、私のもの」よんでくれてありがとう。
FACEBOOKページをフォローしていただけるとうれしい。
新しい記事をお届けします。
◆
◆
◆
◆