F-POP:J・POPではない。福岡のポップ
福岡のアマチュア音楽界のすみっこに、ここ数年身をおいているものとして感じるのは、
「最近10代~20代のシンガーソングライターが元気がいい」ってこと。
音楽をやる環境のよさもあるかもしれない。音楽を勉強する学校がたくさんあるせいかもしれない。ただそれだけじゃない「何か」が今の福岡にはあるんじゃないだろうか?
キャバーンビートアーティストファイルというライブレポートを書いてるんだけど、そこで出会う若者たちの多種多様な音楽。いろんなサウンドがあり、昔の「めんたいロック」みたいに括れるものではないけど。
F-POP:キャバーンビートが仕掛ける福岡のポップを盛り上げるまつり
キャバーンビートの町田さんの「福岡の音楽を盛り上げたい。若手をもっと世に出したい」という思いがつまったF-POPイベントの第二回におじゃました。
よく知った顔も、はじめてみるシンガーも、それぞれバラバラに魅力的だった。
それを見守るお客様のあたたかくも厳しい目線。
人が育ち、磨かれるにはこういう目線が必要かもしれない。
オープニングアクトとして、僕も一押しの山田芭瑠。
なんと曲紹介をしながら三曲。
先日一緒にやった時と比べてもいい出来だった。
やるたびに成長していく段階なんだろうな。
ステージングなんかは考えずに、まだまだがむしゃらに「自分のための音楽」を鳴らしたらいい。
本編最初は「れーな」さん。
熊本のシンガーソングライター。元気いっぱいさわやかシンガーソングライターかと思ったら、かなりビートのきいた歌を歌う。今この時代に希望を歌うポジティブパワー。
この日は「きくちくん」はなかった。
次はわりとおなじみの武下詩菜さん。
毎日戦ってるじゃないか!とまっすぐ会場を射抜く視線。強く、迷いのない歌。いや、違う。迷いはあるけどそれを隠さない歌。
どっぷりとドラマティックなバラードに身をゆだねられる30分。
三番手は荒金門亜くん
はじめてみたけど、こりゃすごい。かっこいい。男の子にもがんばってほしいもんだ。
美しいファルセットは彼の武器
ラストはえとぴりか
堂々としていながらも、気が抜けたMCと余裕のステージング。
乗せる曲も聞かせる曲も持つ原始の音楽。
次回彼女のバックでギターを数曲ひく。相当楽しみだ。
出演するアーティストは町田さんのイチオシがそろってるからはずれはないのはわかっていたけど、アーティスト同士が影響しあい、意識しあうこの環境こそが、新しい芽の養分にもなり、大雨や日照にもなり、いろんな困難をも栄養にかえるちからを手に入れるファームなんだなあと思いました。
スポーツなどでよくあるように、周期的に実力派がごっそり生まれるときがあります。悪い言葉で言うと「ブーム」。でもブームには人を巻き込む力もあります。
ブームという大波にのり、そのうずに飲まれずに自分の足で立っていければブームにも意味があります。
F-POP:さあ、九州の、福岡の祭りをはじめよう
いまは「祭り」から始めることが、福岡の音楽シーン(好きじゃない言い方だけど)には必要なことではないでしょうか?
そのために大人はがんばります。町田さんも本当に尽力しています。僕もアーティストたちに「君の歌を、棒はこう感じたよ」というメッセージと「アーティストを見にライブハウスへおいでよ」という思いをこめてブログ(これも好きじゃない言い方だけどね)を書いています。
音楽からもらったいろんなものを、音楽の現場に返したい。
F-POPは九州・福岡の音楽を吸って育った大人たちのつくる畑かもしれません。
巣立ちをまちながら、きょうもせっせと畑の手入れをしているんです。
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