ジェシー・アイゼンバーグとダコタ・ファニングが悶々とする二時間弱。
湿気たっぷりの映像と憂鬱な顔。さらにスチームスチームのマッサージ部屋。
とにかく鬱陶しい映画。
ダムを爆破して、化学肥料をぶちまけよう!とする三人の即席テロチーム。
でもそのために10000ドルもするボートを買ったり、偽造免許を作ったり。
なんだかね。
とにかく、意図もわからん、やり方もわからん、何を狙ってるかもわからん。
という映画。
だけど。
テロ(しかも環境テロ)なんて、現場はそんなもんかもなと思わせる何かがある。
それは主演の二人が上手だからかもしれんけど。
息が詰まりそうになる現場と
誰も死なない予定だったのに死んじゃってアワアワする感じ。
これは非常に良くできた「テロ撲滅映画」かもしれない。
だって、100害あって1利なしって感じよ。
で、人が死んじゃうくらいでオロオロするようなテロならやめりゃいいじゃんて感じ。
この三人。
- 冷徹に計画を遂行しようとするもの
- 気分がもり上がったり、下がったりする情緖型
- 逮捕歴のある詰めの甘い男
どう考えても足並み揃わないし、ダメっぽい。
見てて呼吸が苦しくなるくらいの要素はある映画。
テロ後の「ストレス湿疹」の描写とか、普通なら必要ない。
そこにこだわってる映画。
噂を立てられて、職場を追われるとかね。
じんわり効いてくる。
FBIが踏み込んできて逮捕されるとかじゃなく。
だんだん一人ぼっちになっていく感じが怖い。
オススメはしないけど、死刑台のエレベーターみたいに、じわじわ気持ちが焦ってくる映画です。
嫌いじゃない。
でも傑作ではない。
そもそも傑作を作ろうなんて気持ちはなさそうだし、娯楽大作にする気もない。
ただただ、じわり追い詰められた時の手汗についての二時間弱。
しかしタイトルが「ナイトスリーパーズ」て。
これ、配給の人が見て「眠たくなった」から付けたんじゃ(笑)
本当は「NIGHT MOVES」
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