ピーターラビットだらけの旧下関英国領事館
さて、お腹もいっぱい。お買物も済んだ。
歩いて駐車場へ。
途中、気になるカフェぽいところがあり、寄ってみる。
旧下関英国領事館という建物。残念ながらカフェは貸切だったけど。
ピーターラビットだらけの、ポップな領事館。
当然、そこの職員のように写真を撮る。
そして、ゲストのように写真を撮る。
道を挟んだ向かいの建物も、すごいモダン!
ちょっと入ってみよう。
中には話し好きそうなおじいさんが。ここは観光情報センター的な役割らしい。
金子みすゞに関連するいろんな資料などが置かれていた。
26歳で亡くなった金子みすゞのゆかりの地は、ずっと記念館のある長門かと思っていたけど、この地で亡くなったんだね。
悲惨な人生の中に、豊かな言葉でたくさんの物語を残した人。
亡くなる前日に写真館を訪れ、写真を撮ったらしい。
「どうぞ、2階と3階にも上がってみてください」
そう言われて、靴を脱いで。
伝統もモダンもぎっしりの旧秋田商会ビル
階段をミシミシと言わせながら上がると、畳の部屋が。
大正4年(1915)に竣工した日本の近代建築史を代表する建築物と言われてる「旧秋田商会ビル」
- 地上3階
- 地下1階
- 塔屋付き
- 屋上は日本庭園と日本家屋
鉄骨鉄筋コンクリート造で、あちらこちらにモダンなイメージが。
畳の部屋に洋窓。
その当時の「かっこいい」をぶち込んだんだろうな。
建物の中は
- 1階:純洋風の事務所
- 2階&3階書院造住宅
西日本で最初の鉄筋コンクリート造の事務所建築なんだって。
現存する同種建築物としては最古級。
危険なので上がれなかったけど「屋上庭園」については記述があった。
東京大学生産技術研究所教授で建築史家の藤森照信(ふじもりてるのぶ)氏が、著書「タンポポ・ハウスのできるまで」の中で次のように書いています。
「1915年の屋上庭園は、日本の屋上庭園の歩みの中では群を抜いて早い。もしかしたら世界的に見ても、一番か二番になるやもしれない。」
しんとした空気と、薄暗い廊下。
窓から見える、海。
流れてゆく文明の象徴「タンカー」。
何か新しくてすごいことやろう!という気迫と
伝統的な美しさを大事にする余裕とを両輪に、どかーんとカネをかけて作る。
これぞ時代のパトロン。
文化を育て、爆発させる。
「すごい!」って言われたいだけでいいじゃないか(笑)
ああ、こんなところに住みたいね。
一階で観光客に話をし続けるおじいさん。こんな仕事、いいなあ。
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