クリスマスの息子との議論シリーズ。
今回は「オタクと性犯罪」
医大生だったかラガーマンだったかの婦女暴行事件があった。
いろんな人が性犯罪を犯してる。
ラグビー部の人を見て「あの人、性犯罪者みたい」と思う人はなかなかいない。
スポーツマンで、爽やかでいいね!と思うだろう。
でも、二次元を愛してる人を見て「あの人、性犯罪者みたい」と思う人は多いのではないだろうか。
これはなぜか?という話になった。
それはイメージよね?
実際数を数えたりすると、性犯罪は平等におきてるはず。
スポーツマンと言われる人も、オタクも。
その人口比率から考えてももしかしたら、スポーツ関係の性犯罪「数」の方が多いんじゃないかなとも思える。
なのに、なぜ?
過去にあった「オタク」というジャンルの凶悪犯が起こした東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の影響があるのは間違いない。
あれ以降作られるストーリーの中で、繰り返し「事件を起こすもの」としてオタクは利用されてるから。
でもそれはロリコンぽい漫画や、胸やお尻が強調された漫画、同人誌を作り続けてる「オタク側」にも原因はあるんじゃない?というと
それこそがイメージだよね。と。
そういう漫画を見たり、描いたりしてる人が性犯罪を起こすというイメージ。
実際、エロ系の漫画やないかはコンビニで目に触れることは少ないけど、熟女ヌードやグラビアは日本じゅうどこでも目につくよね。それは「性犯罪」とは結びついてない。
それはなぜなんだろうね?と息子に改めて問うと
マオ曰く「人は身の回りの実例を信じる」
たとえばラガーマンの集団強姦事件が報道される。
いいとこの大学で暴行事件がある。
TVやネットでニュースが流れても、「へえ〜悪い人もいるもんだ」くらいなもんだ。
なぜなら、親戚、友人、知人にそれらの人種がいるから。
そしてその人たちは性犯罪を犯してないから。
「私の知ってるスポーツマンは、性犯罪を犯さない」という固い意識が生まれ、それが思考の芯になるから「スポーツマンに強姦されるってことはされる側にも問題があるはず」という自己保護へつながる危険性も持つ。
一方「オタク」という新種出現はここ数十年のことで、一般人は身の回りのリアルなオタクを見る前に報道やドラマで「オタク像」が刷り込まれる。
身近にリアルなサンプリングないから、それを鵜呑みにするし、その後リアルオタクを見ても「最初の思い込みが優先的に発動する」から、「性世間から犯罪を犯すと言われてるオタク」としてみる。
ミュージシャンの薬物中毒だって同じ。
スポーツマンは基本的に健全。(健全な人の実例が近くにあるから)薬物中毒になる人は特殊。
でもミュージシャンは昔から薬物中毒の人が多いらしいから、みんなやってそうと思い込む。
そんな生きにくい世界を作ってるのは間違い無く「オタクを知らない人たち」だ。大多数の。
なるほど。
面白いなあと、思った。
続くかもしれない。
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