土曜日の午後。
9月22日にやるライブの練習を「大濠公園でしましょ〜」との連絡が入る。
ギターとピアニカを持っていく。
相手の方は●●●●●●ーさん。
歌いながらぴょんぴょんと飛んで行ってしまう。
公園なので遠くに行くと聞こえない(笑)
後をついていくのもなんかコントぽいなあと思い、聴力最大限にして聞きながら、僕は僕のパートを弾く。
練習は一時間弱で終わった。
9月22日gigiにきてね。the lavenders(笑)
さて、その後どうしようか。天気もいいし。仕事の行き先は真っ暗闇だし(存続の危機)。
ここは開き直って太陽のもとでギター練習しよう。
JAZZという悪魔の音楽を太陽のもとでやるのがいまひとつピンとこないけど、それも良いでしょ。正解も不正解もJAZZなんだから。
しばらく弾いて帰ろうとすると、以前ライブでセッションをしたことのある尺八の佐藤さんとばったり。少しだけ一緒にやった。
尺八で出る限られた音階の中でコードを拾い、合わせていく。これこそJAZZ。
途中始めましての人も来て、歌の伴奏をする。歌だけを聞いて。コードも何もないのに(笑)まさにJAZZ。
歩いてるのは韓国、中国の観光客。走ってるのはランナー(笑)
その中に一人だけ「西洋人」を見かけた。
最近JAZZのギター弾き語りを始めた僕は、静かに本を読んでるそのご婦人に向かって
「イクスキューズミー。アイシングあイングリッシュソング。プリーズチェックマイイングリッシュ」
とお願いした(笑)なんだこのめちゃくちゃな英語は。
ご婦人は「OK」と言ってくれたので即座に
I fall in love too easily
I fall in love too fast
I fall in love too terribly hard
For love to ever last〜
と歌った。
ご婦人は頬に手を当てて「WOW」と言ってくれた。そして「so beautifull」とも。
terriblyの発音を少しだけ教わった。拍手してくれた。
これがJAZZだと思う。
ご婦人は英語しか話せない。僕は日本語しか話せない。
でも歌を聞いてくれて、チェックしてくれた。
夜。
萠珈の歌を聴きに行く。
その前に中洲JAZZ・清流公園に立ち寄る。ものすごい人。SHIHOさんという方のステージ。
ドラムスがつのだ☆ひろ。
フロントマンのSHIHOさんはオーラがすごかった。
バンドも各メンバーが卓越したテクニックを持ってることはわかった。
でも、バンドとしての演奏はガシャガシャだった。つまらなかった。
JAZZを感じなかったし、グルーヴを感じなかった。
踊れなかった。心も腰も動かなかった。
フロントマンはライブ中何度も何度も立て直そうと必死だったけど。
すごい上手な人が集まっても、バンドにはならないんだなあと思った。
初めて行くライブハウスINSA。
地下室。
萠珈の前の人が歌っていた。お父さんからもらったギターを弾いていた。
ノンアルビールを飲んで萠珈を待つ。
羽織を羽織った(変な日本語だな)萠珈登場。
鎖で繋がれてることを言い訳に飛ばない天使たちに「お前のその鎖、腐ってんじゃん」という歌。もしくは「優しい不自由」という最新型の不幸の中でマトリックスに食われてくだけの人たちへ向けての歌。べたついた潮風と遠く潮騒と、重くたれ込んだ空と餌を待つカモメたちが見えた。
誰とも話したくない。
大好きなチェットベイカーも。
もちろん「死ぬ」んじゃなくて、生きるってことと死ぬってことと。
- 飛ぶ、飛ばない。
- やる、やらない。
- 逃げる、逃げない。
- 歌う、歌わない。
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