NOZOMI PIENA:TAのサウンドを作ってるMastarrjaにとても興味があって。
でもライブハウスでのライブはあまりやってないみたい。
次回ライブの予定が僕らの人形劇と重なっていていけないな〜〜残念!と思っていたら、急遽キューブリックでライブするという。
こりゃ行かねば。
真っ暗なステージにアップルマークが静かに光ってる。
なんか高まるね。
卓の前に立つMastarrjaは、少し控えめにハンズアップする。
イントロがめちゃくちゃかっこいい。
昔、エブリシング・バット・ザ・ガールというユニットがいて、アコースティックなサウンドでデビューして。
ボサノヴァやらをぐしゃっと潰したような「冷たくてコミ障ぽいサウンド」が好きだった。
いきなりある時ドラムンベースをサウンドの核に持ってきた。
びっくりしたけど、その前のアルバムのポップサウンドよりすごくしっくりきた。
デジタルのビートにはアコースティックとの親和性の高いものが多くある。
このところリスナーとしてはギター弾き語りにもうあまり興味がなくて、バンドサウンドも特に聞きたい音はなくなってる。
きっとここ数年、お腹いっぱい聞いたからだろう。
そんな時に聞いたNOZOMI PIENA:TAがえらいかっこよかった。
ビートの効いた水彩画。
ドルッティコラムから静かな殺気を外して、穏やかな自然風景を足したような。
それでいてパフォーマンスやステージの見せ方はPOPで。
キャラクターの立て方も考えてて、「エンターテインメント」を腹をくくってやってるようなライブだった。
ただ、僕はそういう「エンターテインメント」のない「音楽だけ」を見たいと常に思っていた。
音楽以外の情報はいらないから。
キャラクターとか、人柄とか関係ないから。
ビシビシくるやつを聞きたいだけだから。
それがかなったのが
NOZOMI PIENA:TA feat Mastarrja@Queblick
だった。
NOZOMI PIENA:TAの書いた曲とMastarrjaの書いた曲のさがとても面白い。
同じクリエイターが音を作るんだけど、
先攻、後攻みたいな。
先にサーブをするのはどっち?みたいな。
NOZOMI PIENA:TAはいつもより倍以上の躍動感に満ちていた。
デジタルなビートとフィジカルなパフォーマンス。
すごい気持ちがいい。
自分ではできないけど、好きな音楽ってあるよね。
この二人がやってることはまさにそう。
そして僕は自分にできないこと、自分が描けない世界を書き上げる人が好き。
歌詞も、サウンドも。
最近好きで聞いてる人、見に行ってる人はそんな人たち。
僕が今まで必死に作り上げてきたアコースティックサウンドや、バンドサウンドを、新しい音で、新しい才能で上書きしてくれるような人たちがまだいる。
僕のキャリアを消し去ってくれるような人がいるから、ワクワクする。
いつでも新人に戻れる!!
【609号室】ガーリーおじさんはまったく役に立たない2017
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