鮫肌尻子とダイナマイトは導火線に火をつけた!
ラウンジサウンズカーニバル、その他にもいろんなイベントががっつりバッティングしてる祝日に。
まるで何か「みそぎ」でもあるかのように。
ブードゥーラウンジを向けて、ダッシュする。
対バンのピラミッドスのライブが始まった頃、到着。
イヤーーーー。
いい!。
びっくりした。ピラミッドス。福岡にはいない感じのバンド。変拍子のバルカンサウンドとチェッカーズを同次元でやる。小芝居付きで。
踊りまくって温まって(体が痒くなって)きた頃、尻子たちの登場。
新しいメンバーの紙芝居から。
変わっていくものと変わらないものがある。
変わるのは「形」で、変わらないのは「魂」。
やるのはもちろんニューアルバムから。
タワレコで買っといてよかった。全曲歌えるポップス。
とにかくいい曲がたくさん。
ロックンロールと歌謡曲を真ん中にして、いろんな味を振りまいたホールケーキのようなアルバム。
踊らせて、聞かせる。
たったこれだけで成立するライブ。それがなかなかできるもんじゃない。
今までの日々への感謝を歌う「トランクに詰め込んで」から
これからの旅を歌う「新しいエンジン」なんて、ララランドもぶっ飛ぶくらいのオペラだ。
尻子とアビー。
地獄のゴールデン共犯者。
新しいエンジンたち
鮫肌尻子とダイナマイト:火曜日のギグからスタートした夢のお話は、少しづつ形を変えて進んでる。
レコ発はさすがにラウンジサウンズのお客さんは少数だったけど、これから新しい人たちのもとに新しいエンジンで新しい歌を届けに行くんだろう。
福岡で生まれた独特な香りを持ったロック。
その現役世代は年を取り、亡くなる方も出てきた。
僕らはもうすぐ「大きな喪失の波」に飲まれるだろう。
でも確実に音楽が生まれてる。
新しいエンジンを持った新しいロックが生まれてる。
アナログシングルでの2曲もすっごい楽しい。
ポップでアナログで、古臭いのに新しい音楽。
この日は「ラストライブを見に行こう」がなかった。
それでも全然オッケーだった。
ブランニューなダイナマイトたちは新しい閃光で吹っ飛んだ。
倒れないようにきちんと並べらえた机に飛び乗って踊り、歌う。
フロアに飛んで、フィードバックするギター。
大暴れするロックを否定しない。大賛成だ。
そこに「音楽」があるならば。
飛び散る汗に興奮する。
そこに「音楽」があるならば。
鮫肌尻子とダイナマイトには音楽がある。
前作「ヒアカムズ!」で歌われたロッククイーンや、憧れのバンドを追いかけるグルーピーたち。
そこから場所は変わって
「後ろから来る人たちのための明るい炎になる」
と宣言した尻子。これほどまでに「清々した」ロックはなかなかない。
凄まじい爽快感でライブは終わった。
52歳のおっさんはあせびしょだ。
そして顔はぐしゃぐしゃだ。
せっかく見つけた宝物を手放すことはない。
いつか終わりはくる。間違い無く。
でもそれは宝物を手放すことじゃない。
本当にいい顔の尻子。風呂上がりか(笑)
【609号室】ガーリーおじさんはまったく役に立たない2017
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