こんばんは。ブログ管理人のサニーです。
昨日は生まれて初めて「折尾」のライブハウス「ブラックホール」に落ちてきました。
いやほんと、落ちた、と言う感じ。
今回ばかりはどんな言葉をもってしても、あの空気は伝えられません。
なので、ライブレポは書きません。
一言だけいうなら
「高橋プランクトンが愛してる場所で、高橋プランクトンを愛してる人たち」と一夜を過ごしたということです。
そして、アマチュアミュージシャン気取りな僕を含めたそんじょそこらの連中とは「次元が違う世界」があるということです。
まさに、黒い穴の中に。
日本中の小さな町に、この「折尾」のような場所があり、ブラックホールのような場所があるのかもしれません。
あまりにも素晴らしいポスター。
高橋プランクトンの告知の熱の入り具合と「遠いとこほんと申し訳ないですけど、絶対に目撃して欲しいので後ろでギター弾いてください」と言うメールで
今晩は何か違うことが起きるのでは?
と言う予感はあった。
予感は現実となり、実感となった。
では「折尾レポート」の始まりです。
折尾ブラックホール:本当にやばい場所だった
ナビを頼りにえっちらおっちら
嘘のように晴れ渡った空。雨男の僕なのに。
3号線は渋滞。
ナビが「案内を終わります」と言い放ったのは住宅街。
これがブラックホールです。
潰れてるのかと思うでしょ?通り過ぎてから高橋プランクトンに電話した。繋がらない。
ので、意を決して中に入る。
いた。ここが今夜の会場のブラックホールだ。
美しいステンドグラスがたくさん。
異空間を照らしている。
初めて来たのに、もう何度も通ったことがあるような。
そして音楽家たちの発した「サムシング」が壁に、天井に、床に、暗がりにひっそりと残っている。
うすいベールのように一枚づつ重なっているような空気。
いたるところから情報が洪水のように脳に侵入してくる。
頭の芯が暑くなる。
演奏が始まる前からこれだ。
やばい。これは入ったら出られないやつだ。
リハを終えて(そう、この日はきちんとリハをやったんよ。高橋プランクトンが中音、外音ともに注文をつけていたのを初めてみた笑)外へ。
多分降り立った記憶はない「折尾」
誰も歩いていない。
だいぶ先まで歩いたのに、あったのは、福岡からやってきたミュージシャン「岡村釦」だけ。
目に入る風景があまりに美しすぎるのでiPhoneで何枚か。
全く生き物の気配がない上に、この美しいロケーション。
素晴らしい。
光が僕を呼んでいる。
ブラックホールの目の前は防空壕跡らしい。
植物は歴史を美しく変えてゆく。
この防空壕の前で、この夜は五人のミュージシャンがそれぞれに「平和」を歌った。
マスターのブラックさんがヨレヨレの、押さえきれないコードを弾いた時から、すべてが変わった。
ここはブラックホール。
ここは折尾。
再開発の波から見捨てられたと彼は叫んだ。
ここで生きてきた人。
多分ここで死にゆく人にしか歌えない歌。
涙が溢れる。
いかんって。次、出番なのに。
こんなオープニングは反則や。
命をかけて生きるっていうことを忘れてしまった人たちに届くだろうか?
この日一番心を掴まれたのは、このひととき。
もちろん次から次へと魔物が現れ、最後は最高に大嫌いなkei kumagawaが美しく自爆し、その骨を高橋プランクトンが踏みつけた。
ここのライブの感想などは多分、SNSに上がってくると思う。
そちらを参照してください。
出演者なのに歌わないたった一人の「従者」としてこの夜を過ごした。
魂の叫びを叫ぶことなく。
ギターだけを弾いた。
僕の魂はギターとともにあった。
どこに立っていいかもわからないまま。
孤独でもあり、幸福でもあった。
演奏中でも叫び、話しかけ、客同士でつまらないことをいい合う。
こんな素晴らしい世界が、こんな知らない場所から拡がっているとは。
高橋プランクトンと知り合えて良かった。
彼が「すげえ人たちがいるんで」と言ってた意味がわかった。
そうか、そういうことだったのか。
僕も「魔物」になれるように祈った。
僕は僕の「魂の揺らぎ」を歌おうと思った。
【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018
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