こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
TVのニュースは誇張と嘘と日本えらい!ばかりなのでみる気がしないんだけど、ふと目に止まったニュースが
服の紐が「自殺の縄」を連想 ネットで反発広がり「バーバリー」が謝罪
というもの。
映像がでてた。
これらしい。この首の縄が問題だと。
自殺の縄を想像させるから、という理由。
想像するのは受け手の問題でしょ?作り手は顧客、もしくは大衆に「忖度」する必要はないし、そんなことしたら「世の中を変える最先端」であるファッション業界はやってられない。
まったくもっていいがかりだな。
と、一報では思った。
某国の首相のいう「言論の自由」ではないが、「表現の自由」だ。
このロープの輪を扱ったパーカーは、ロンドンファッションウィークで2月17日にバーバリーが披露した秋冬コレクション「テンペスト」シリーズの製品。テーマは「マリン」だという。
なるほど、水夫、水兵のつかうロープのデザイン。結び方も「こんなのもあるかもな」と思う。
マルコ・ゴベッティ最高経営責任者はこの製品について「不快な思いをさせた」「配慮に欠け、誤りだった」として謝罪した。
パルコの広告とはわけが違うだろうけど「つっこまれて引っ込めるくらいのものなら作るなよ」というのが僕のきもち。
ただ、批判をしたのがファッションショーに登場したモデルのリズ・ケネディというところが引っかかった。
ファッション業界においてモデルってのは「服を着るだけの存在」じゃないとおもう。
主役は服だ!モデルなんていくらでも替えがいる。
そんな時代じゃない気がする。
ファッションショーであれば、モデルは「俳優」で、ショーの主役。
その中からの声が、会社トップに届かなかったとなるとちょっと印象が違う。
お客からつっこまれたなら、ほっておけ!
どうせそんなツッコミするやつは顧客じゃねぇ!
でもモデルのリズ・ケネディさんが「首周りのロープの輪について懸念を伝えた」ことが事実で、バーバリー側が相手にしなかったとなるとどうだろうか?
モデルは「販売する側」の人間として、それを着てショーに出て、人に売る側の人間。
その彼女の意見は社内の「バイアスがかった意見」とはすこし距離感が違ってる。しかもショーというイベントでは身内の貴重な意見じゃないか。
それが「全く参考にされなかった」となると、ちょっと残念。
彼女がいう「自殺はファッションではない」は、わからなくもないけど、それでもデザインとして出したいのもわかる。
ロープの輪のデザインは恐ろしい「リンチの歴史」を思い起こさせるというのは付け足しに感じるけど。
そもそもファッションというのは
- 着る人を幸福な気分にする
- あたりの人を不快な気持ちにさせる
この二つは裏表としてあるんじゃないかな?
ヒョウ柄の服を見て不快になる人も、動物の皮を剥がれる場面を想像する人も、愉快になる人もいる。それは受け手の問題。
今の時代、みんながみんなを監視しあって告発し合う世の中ってことは知ってるはず。
「SNSでそういう広がりかたをする」ってことは百も承知なはず。
だったら
- イメージアップ(悪趣味・悪評も含めた)
- イメージダウン
のどちらになるのか判断することも必要。
自殺を連想させるならどうする?
友人や家族を自殺で失ったことのある人はたくさんいる。
その人たちに中にも「気になる人」と「気にならない人」がいるとおもう。
どちらが正しいか?ではなくて
表現者として「どちら」を選ぶ覚悟があるか?ってこと。
前にあったドルチェの「中国人差別」広告。
僕はオッケーだと思う。
だってどうみたって怒らせようとしてるでしょ?
その上で、「この広告は私のようなお金持ちのハイソサエティ中国人に向けたものじゃないわ」っていう客だけに着て欲しいんでしょ??
怒らせようと、ショッキングなインパクトを与えようとしてて、怒ったらやめる、なんてほんとくだらない。
ドルチェなんで世界中の悪趣味をあつめたようなもんじゃないか。
表現者はなにをしてもいい。
そこから発生する罵声と賞賛は表現者だけのものだ。
従来顧客にマーケティングして、彼らに金を使わせるのもいいだろうし
反発されるようなことをやって一文無しになるのもいいだろう。
社会に愛されるだけのファッション企業なんて笑っちゃう。
企業の社会貢献は、大衆や顧客に媚びること、評価されることじゃない。
地球環境の整備や、その他できることにお金をつかこと。
悪趣味には存在する価値がある。
悪夢のような某国の政府とは違う。
【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019
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