こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
先日、雨の日。
いつもは自転車通勤なんだけど仕方なく、徒歩&地下鉄&バスににることに。
博多駅のエスカレーターってお葬式の列のようなだぁ。
30分くらいあるいたあと、帰宅のためにバスにのった。
雨の日はもう時刻表なんて意味がないくらい遅れる。
バスの中は蒸れて。
僕のメガネも曇る。
帰宅ラッシュの時間ではなかったけどバスの乗車率はまあまあ高かった。
幼稚園いかないくらいの子供を連れたおかあさんが乗って来た。
子供は立ってたけどぐずりだした。
「だっこして」と、それから、うえーんと泣き出した。
子供の目線にはおとなのズボンやら尻やらカバンやら傘やら。
不安な気持ちになるのはしょうがないんじゃないかなぁと思った。
ただ、この場合、子供だけ座らせても泣き止まないことが多い。
ギャーギャー泣くという感じでなく、うえーんと泣く。
僕の隣のおっさん(とはいえ僕より若い)がめっちゃ怖い顔で睨んでた。
ああ。
わかるけど。雨でバスが遅れててイライラしてるところに泣き声だもんね。泣きたくなるよね。
そっちのが嫌な気分になるよね。みんな。
自分自身だって「勝った気持ち」にはならないと思うけど。
もしかしたら、なるのかな?
優先席に座っていたおばあさんが「代わりましょうか?」といった。
それだけでも世も末だと思う。
でも「あと二つで降りるので大丈夫です。ありがとうございます」と言ってことわった。
おばあさんはその子に小さな声でいろいろ話ししてた。
子供は泣き止んだ。
おばあさんも、親子もすぐに降りた。
座ってる人のほとんどが、まるで何もなかったかのように、そのまま座ってる。
公共交通機関って心が消耗するなぁ。
体長3メートルくらいの湿ったおっさんばかりのなかに放り込まれたらどんな気分だろうね。
こんな時間に「わかっててバスに乗らなきゃいけない」ストレスはいかほどのものか。
- 妊婦だからって優遇されてる
- 子供だからって優遇されてる
- 女性だからって優遇されてる
- 老人だからって優遇されてる
- 金持ちだからって優遇されてる
- 働かないのに優遇されてる
- 外国人だから優遇されてる
自分以外の誰かが「優遇されてる」と感じてしまうことから、そのイラつきは生まれるのかも。
自分が優遇されてるとは、なかなか思えない。
僕だってそう。普通に「優遇されてる人」を妬むことがある。
でも自分が「優遇されてる」ことにはあまり気づかない。
「女ばかりの意見が通る世の中だ」という男性、よくいる。
「少子化かなんか知らんけど、子供産むってだけで一年間も休めるなんて」って声、実際聞いた。
それに「国が決めたことやけん、文句は言わないけど」と続いて。
ああ、この人の人生っていったいなんだったんだろう、とか思ってしまった。
余裕がないんだ。
想像する余裕が。
僕だって生きていくのにカツカツだ。
零細企業主としては、明日なんて見えない。
世の中の貧富の格差はどんどん拡がってると感じる。
でも、「今、弱いところにいる人」のことを想像することはできる。
自分が明日「弱いものになるかもしれない」ことも想像できる。
言い方を変えれば
「自分のことを大事にしたい」と思うなら
「明日自分が『弱いもの』になったときに守られる制度がいい」と思うんだけど。
それは突然やってくる
- 自分が働けなくなる
- 両親が倒れる
- 配偶者が倒れる
- 会社が倒れる
倒れた時に「助けてくれる世の中」であってほしいと願うのに、自分じゃない誰かが助けてもらうと「あいつばっかり」って。
今僕はとても余裕がない。
でも想像することは「人間の最後の砦」と思う。
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