こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
毎月、唯一レギュラー的なライブ(!)
ここ何年か、ずっと声をかけてもらってるブローインで。
全力投球してきました。
2020年にできた曲を。こんどの3/21に開催される「とんたの森であいましょう」で演奏する曲はどれがいい?というプレゼンも兼ねて。
錚々たるメンバーにかこまれて。
トップは岡村くん。「武器よさらば」のリーダー、発起人。
「とんたの森であいましょう」の予告編とも言える内容で、この日のライブの熱量をぐんとあげてスタートさせた。
俗に言う「火蓋を切って落とす」ライブ。
やるべきこと、うたうべきことがわかっていて。
エンターテインメントとは違う戦いを続けてる。
本当にすごい。
彼は詩人で、ぼくは物書き。
彼は言葉を切り取り、3行にぶち込み、僕は化粧箱に入れてふりまわす。
二人のスタンスの違いが同じバンドにいるとよくわかって本当に面白い。
二番手がぼく。
この日は盛りだくさんだったのだけど。
最近心に引っかかってる「作者の声が物語を超えてはならない」という言葉からひねりだした「POP SONG」という歌が、いままで書かなかった曲で、自分でもびっくりしている。
始まらなかった 物語が集められて
公園の片隅 小さな風になった時
空は申し訳程度 薄い雲を流し
まるで夢見てるみたいに 花びらを飛ばした
子供は笑って 意味などなく飛んで逃げた
大人は憂鬱な 妄想に取り憑かれていた
苦しい時代の影は なかったことにされても
あの日見つめ合っていた 恋人は確かにいた
ポップソング ポップソング ポップソング
僕らが愛したメロディーを続けて
ポップソング ポッップソング どんな時も誰の天下でも
戸棚の奥から見つかったよ 君の手紙
カセットテープに吹き込まれた歌のような
テレビは嘘まみれで ラジオは後ろ向きで
だけど夢見てるみたいな 歌を覚えてるよ
ポップソング ポップソング ポップソング
僕らが愛した物語を続けて
ポップソング ポッップソング どんな時も
辛口のカレーライス 口にしては笑い
深煎りのコーヒー 口にしては笑う
物語について、とても考える。
ずっと残る物語について。
同時にポップソングについても考える。
このポップソングで歌われる風景は、フォークソングが力を持っていた頃、安保闘争の波のなか
PPMみたいなカレッジの三人組が歌ってて、その周りに大学生が座ってるイメージ。
世の中が罪を忘れて、嘘ばかりついてると感じてるけど、それでもポップソングは終わらないといううた。
僕の歌がポップソングかどうかはわからないけど。
手拍子をしてもらって、すごく焦った。
ぜんぜん似合わないもんね。
三番手は田代くん
あいかわらず全力で駆け抜ける。
十五夜の次の夜「十六夜」のことをきいた。
沖縄、石垣の出身の田代くんの田舎では、正月よりも十六夜を大切に思ってるらしい。
先祖といっしょに、月夜に食事する風習。
とてもすばらしい。
僕は、風習や伝統、歴史や先祖というものを軽んじてる。
親戚づきあいその他を軽視してる。
でも、そう言うものの大切さはわかる。
自分に「合ってない」だけだ。
自分にとって一番ではないものがあって、それが多くの人にとって一番大切なことであるということを知ってる。
それが「多様性をみとめる」ってことだと思うんだけど
四番手は やもとさん
本当にすごい。
本物だ。
やもとさんがどんな人かは知らないけど、やもとさんの音楽は風景であり情念。
美しく力強く。
ポップソングだ。永遠の強さがある。
子供の頃、電車やバスにのってわくわくしたり、お別れがさみしかったりしたことのある人の胸を突き刺すうたと、チョモランマの楽しさ。
ポップスターだ。
何時間でも聞いていたい。
しみわたる。
お金なくてCD買えんかったのが残念すぎる。
最後は坂本さん。
じゃきじゃきのロックンロールギターを聞かせてくれるし、会場を沸かす。
僕には全くできないこと(笑)
おかあさんへの歌、なんてのもあまりにストレートで。
彼の人柄がそのまんま現れてる。
歌は、人柄なんかもしれない。
信じたくはないけど、僕の歌にもひねくれて素直でなくて悲壮感たっぷりな僕の人柄が現れてるのかも(笑)
大合唱で終わるライブ。
エンターテインメント!
僕は自分で歌を作る。
そのことでしか心のモヤモヤを整理できない。
だから作る。
歌をこれからも作る。
歌うかどうかは抜きにして(笑)
作り続ける。
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