こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
2020年(第92回)アカデミー賞の授賞式の一部をWOWOWでみました。
パラサイト 半地下の家族が脚本賞、監督賞、作品賞、外国語映画賞と今季最多の4冠。
そりゃおもしろかったもんね。
多くのシネコンから無視されて、満員の中、単館でみたことは忘れないと思う。
ポン・ジュノ監督はもう天下一品だから、いつオスカーをとってもおかしくないと思ってたからまあ、順当な感じ。
音楽も、映画も。
どんどん抜かれていっていまや周回遅れの「アンクールジャパン」
くだらない日本映画(いやほんと。TVスペシャル程度の映画でお金取るってどういうふう?)ばっかりみてると頭バカになる。
韓国に民意もなんもかんも負けてるってこと、一回ちゃんと飲み込んだ方がいいね。
で、なぜこういう結果になったか?
(僕は嫌いだけど笑)是枝監督のようなオリジナルな映画を取れる人材がいるのにバックアップせずとも、漫画の映画化とテレビの続編と小説の映画化だけで「かつかつ食っていける」日本の映画界がガラパゴスだからだ。
韓国の映画は韓国ドラマとちがって、なぜこんなに「本格的」なんだろう?ってずっと思っていた。
WOWOWのゲストの人が(名前忘れた)
韓国は国内の需要だけではエンターテイメントが食って行けないから、最初から世界に照準を向け、ここ10年間、国策として「教育」に力を入れてきた。それがのこの結果。
からっぽのクールジャパンとはちがい、人材をハリウッドに送り込み教育させ、機材をそろえて「人を育てる」ことに尽力したからだって。
すごくよくわかる。
握手券や総選挙では食って行けないから、より厳しいオスカーやグラミーを基準にもっていく。
正しい。
箱物作って、税金で業者が儲かってそれでおしまいの日本とは違う。
明らかに。
金田一シリーズにびびり、ゴジラに歓声をあげ、角川映画に初恋をし、ジブリに心の扉を叩かれ
現代をぶったぎるピンク映画にうちふるえて育ってきた僕のような映画ファンにはつらい事実。
いまでも小品の素敵な日本の映画、まあまあある。
でももっともっとできるはず。
政府と電通がにぎってるからもう無理なんかもね。
翔んで埼玉も、悪くはないんよ。
でも「金を払うべき」ところはまるでなかった。ちゃちなセットものだった。
映画界で働いてる人も「かつかつ食えりゃいいかー」っていう人以外は悔しくてたまらんとおもう。
インデペンデントから全てが始まるから、「日本人のバカ相手の映画」にこだわらずに、そのアイデアと情熱を海外に向けて欲しい。
どんどん外へ出ていってがんばって欲しい。
この国にいる限り未来はないから。
あ、一応、おもな受賞はこちら
- 作品賞:『パラサイト 半地下の家族』
- 主演女優賞:レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』
- 主演男優賞:ホアキン・フェニックス『ジョーカー』
- 監督賞:ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』
- 歌曲賞:「(I’m Gonna) Love Me Again」from『ロケットマン』
- 作曲賞:ヒドゥル・グドナドッティル『ジョーカー』
- 国際長編映画賞:『パラサイト 半地下の家族』(韓国)
- メイクアップ&ヘアスタイリング賞:『スキャンダル』
- 視覚効果賞:『1917 命をかけた伝令』
- 編集賞:マイケル・マカスカー&アンドリュー・バックランド『フォードvsフェラーリ』
- 撮影賞:ロジャー・ディーキンス『1917 命をかけた伝令』
- 録音賞:『1917 命をかけた伝令』
- 音響編集賞:『フォードvsフェラーリ』
- 助演女優賞:ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』
- 脚色賞:タイカ・ワイティティ『ジョジョ・ラビット』
- 脚本賞:ポン・ジュノ&ハン・ジンウォン『パラサイト 半地下の家族』
- 助演男優賞:ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
ローラダーン!
ブルーベルベットで育った僕らにとってローラダーンは特別だ。
ノミネートで言えば助演女優賞と主演女優賞でスカーレットヨハンソンがノミネートされたのは嬉しい!
ジョジョラビット、ほんとに可愛い映画だったから。
シアーシャ、もやっぱり常連の余裕だしホアキンフェニックスのスピーチには泣けた。
ブラッドピットもクールで素晴らしかった。
1917やフォードは技術屋さんが素晴らしかったんだろうなぁ。
mumのメンバー、ヒドゥル・グドナドッティルの音楽もすごくよかった。パラサイトのスコアもすごく好きだったけど
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