イベントの始まりは、なゝちゃんの弾き語り(サポートはサニーさん)から。
いつも、ベースを弾くところしか見ないなゝちゃんが、ギターを弾いていて。
練習したんだろうなぁ、と思う。
大好きな「Bad girl」も聴けて嬉しい。
バンドじゃなくて弾き語りになると、独白感が増すのね。
2曲、さらっと歌って。
なんだか緊張してるみたいで「もう描いていいんだよね?」と言いながら、さらっと作業に入ろうとする。
あまりのあっさりさに驚いたんだけど、そうよね、「はい、描きまーす!」とは言わないか。
(…って実際その場で言ってみたら笑ってたw)
歓談の時間も、ゆっくり取ってあるという、緩やかなイベント。
店内をぐるりと見渡すと、大きいキャンバスから、ハガキサイズのものまで、なゝちゃんの作品でいっぱい。
私がサイトで見て気に入った、カエルちゃんの絵も飾ってあって嬉しくなる。
海の思い出、幸せそうに微笑みながら潮騒の音を思い出している女の人の絵の中に貼り付いている貝殻は、現地調達だと聞いて目を丸くした。
本当に、その場の瞬発力で描くんだな、って。
そして、オカムラヒサシさんのライヴ。
私はオカムラさんの歌声と優しいギターの音色が大好きで、行きたいイベントの演者に名前が入っていると、途端に嬉しくなるのだけど、この日も見に行くことにした最後の決め手はこの方です(笑)
優しい音色と相まって、ふわふわと描かれだした絵の輪郭。
どうやら女性のようだ。
髪の長い女性。
歌の調子が強くなって引き込まれるとオカムラさんを見て。
ふっと緩んで柔らかくなると、絵の進み具合が気になる。
ああ、緩急が心地よいなぁ。
次はKei Kumagawa is Deadさんのライヴ。
私は、初めてお目にかかる方。
なゝちゃんが大ファンらしくて、ブッキングお願いしたら引き受けてもらえて大喜びしてるツイート見たけれど、ほんとほんと、描いてるときの背中や右足見てたら分かる。
小さくリズムを刻んでてかわいい。
こんな部分を見れるのも、ライヴペイントの醍醐味だね。
最後はサニーさん。
書き進める様子をずっと観察しながらMCも入れない弾き語りライヴを淡々と、時に情熱的に進行する。
描くのに合わせて曲や言葉を選ぶように。
ここまでくると、描くほうが仕掛けているのか、奏でるほうが仕掛けているのか分からなくなる。
そんなのどうでもよくなるくらい一体感にドキドキする。
完成に向けて、終演に向けて。
見ている側も緊張感が高まる。
サニーさんの「ありがとうございました」の直後に、なゝちゃんの「できたー!」のコール。
あぁ、すごいね、無言でお互いに探って、フィニッシュを揃えたのね。
まるでバンドが曲のアウトロでアドリブ入って、そっと呼吸を合わせて、ジャーン!って終わるような。
製作過程を見られるって、どんな気持ちなんだろう?
ちょっと私には分からない不思議な感覚。
作詞の途中なんて見せないからね。
(そして、見てもきっと面白くない…笑)
3時間の集中力で、まるっと描き上げてしまった。
満足そうな表情からは、まるでマラソンランナーがゴールテープを切った時のような、やりきった感が伝わってきた。
きらっきらしてる。
ふと、出来上がった作品に目をやると、絵の中の女性も、目を隠されながらも片目でじっと一点を捉えて、口元で不敵な笑みを浮かべてた。
お見通しですよ、って言ってるようだ。
隠された側の目からも意思が伝わってくる感じ。
そんな絵の前で、負けず劣らず堂々と、私の作品ですよ、って顔してるなゝちゃんが、この日の私のベストショットです。
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