『BASARA』とアルバム

実家を出るときに手放してしまった『BASARA』を、友達が全巻譲ってくれました。(ありがとう!)

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学生時代、家族みんなで夢中になって集めたこのマンガ。

もう、とにかくめちゃめちゃ面白いです。

 

文明が滅びて数百年後の日本。

主人公の更紗(さらさ)が、殺された双子のお兄ちゃんの身代わりとなり、女の子であることを隠して「運命の子供」として立ち上がり、旅をするお話。全16巻。

 

ストーリーが抜群で、魅力的な人物がたくさん出てきて、台詞がまた素晴らしくって、とにかく名作。

 

キャラクターたち、それぞれの歩みや成長、心の揺れ動きや、愛情がこまやかに描かれ、

それらひとつひとつが重なり、絡み合いながら、ものすごくスケールの大きな物語として織り上げられてゆくさまは、もう圧巻。

 

私はこのゴールデンウィークに一気読みして、だばだば泣いていました。

 

もう何度も何度も読んで知っているのに、昔とおんなじ場面で涙がとまらなかったり、

逆に、今までは普通に読んでいた言葉が、初めて出会うようにものすごく沁みてきたり。

 

そのときの自分によって感じることがまた違ったりして、マンガでも映画でも、同じ作品に繰り返し触れるのは面白いです。

 

今回読み返したときに初めて思ったのは、

揚羽のことを、今まではすごく特別な、超人のように思っていたけれど、実はいちばん人間くさく、泥くさい、普通の人やったんやなあ、って。

 

彼がいちばん、そのときどきに自分が出会った人を、全力で愛して生きているなあ、って。

 

四道、アロ、千手姫、太郎ちゃん、そして更紗。

 

人を愛して、その愛が深いからこそたくさん傷ついているし、情が深いからこそとても孤独で、

なんだか今回読んだらそういう揚羽がとてもいじらしく、あまりに切なかった。そして、人間らしくて愛しかった。

 

人生譚でありながら、壮大なラブストーリーでもあるこの物語。

 

『BASARA』未読の方はぜひ。超オススメです。

 

 

さて、読み終わって、「ねぇねぇ! 久しぶりに『BASARA』読んだよ~」って、お母さんと電話でひとしきり盛り上がる。

離れて暮らしていても、思い出をおんなじ場所から取り出して、「懐かしいね」って一緒に笑える嬉しさ。





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