2100年宇宙の旅の御供には

どうして見捨てたのですか
なぜ犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか
『南極物語』1983年公開時のキャッチコピーより

劇中で越智隊員を演じた
渡瀬恒彦さんが逝去(2017年3月14日)されました
生前のエピソードには…
兄弟犬タロとジロを演じる、犬たちと信頼関係を築くため
その数か月前から自宅で飼育して、南極での撮影に臨み
その後も引き取って飼うことにしたそうです

 

 

2100年、第一次地球型惑星観測隊が宇宙へと旅立ちます
準光速宇宙ロケットや量子コンピューターの実用化が
観測隊の任務を可能にしました

ときに、準光速での宇宙航行では
隊員を見送った子が親となり、孫を連れて出迎えるという
相対性理論が物語る、不可思議な光景も日常茶飯事です

《解説》アインシュタインの相対性理論によれば
光速に近づくほど時間は遅くなり、大きな時差が生じる

 

惑星までの長旅に堪える、隊員たちに同伴したのが
対話ができるまでに進化した、ペットたちでした

しかし、目的とする地球型惑星に到着して間もなく
量子コンピューターでも予測できなかった事態に陥り
ペットたちを置き去りにする、苦渋の選択を迫られます

大自然豊かなこの惑星なら、餓死することはない
第二次観測隊に志願して、必ずここに戻って来るから
老いた自分が、お前たちの子孫を連れて帰るから

 

再び、第二次地球型惑星観測隊が訪れた、その惑星では
隊が往復する合間に、一世紀もの時が経過していました

ところが、祈るような隊員たちの心配を他所に
置き去りにしたペットたちの子孫は、繁殖を重ね
その思いのままに、自然環境を破壊為尽くしていたのです

しかも、その子孫たちは、野生化かつ凶暴化し
迎えに来た隊員たちを歓迎するどころか、襲い掛かります

予想だにしない事態に、老隊員は
襲来するペットたちに銃口を向け、こう叫びます

「この人間どもめ!」

 

【B-01号室】小粒ちゃんねる





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