古都の風情と詩的な文化が漂うまち、鎌倉…ゆっくりと時間が流れます。

〜鎌倉武士と鎌倉文士に通ずる鎌倉スピリット〜

先日、ずっと行きたかった【鎌倉文学館】に行ってきました。

江ノ電、由比ヶ浜駅から徒歩7~8分の所に「鎌倉文学館」はあります。

高台にある鎌倉文学館からは由比ヶ浜海岸が一望でき、最高の眺めです。

旧加賀藩の大名として知られ、大河ドラマ「利家とまつ」の主人公にもなった、前田利家の系譜である前田利嗣(としつぐ)が1890年頃に鎌倉別邸として建てたのが、鎌倉文学館の始まりです。
当初の建物は1910年(明治43年)に火事により失われ、現在の建物は1936年(昭和11年)に洋風に全面改築されたものです。

格調高い建物は、西洋の木造建築ハーフティンバー様式とスパニッシュ様式を基調とし、館内には華麗なアールデコの装飾が、残っています。
本館前は広大な庭園と美しいバラ園があります。

内部には色鮮やかなステンドグラスや大理石の玄関、暖炉など、さすが加賀百万石の前田家と感じさせる重厚感が漂います。

戦後の一時期、デンマーク公使や内閣総理大臣佐藤栄作の別荘として使用されていました。この別邸は、夏目漱石、芥川龍之介、川端康成など鎌倉ゆかりの文学者たちの偉業を今に伝える資料館として、現在は一般に公開されています。
600平方メートルの敷地に咲き誇る色とりどりのバラの花は目を見張るものがあります。特に春には「バラまつり」も開催され、多くの花見客が訪れます。

 

昭和58年(1983年)、第17代当主、前田利建氏により鎌倉別邸の建物が鎌倉市に寄贈されました。

鎌倉市は、建物の外観を残しながら補修と増改築を施すと共に、新たに収蔵庫棟を建て、鎌倉文学館として開館しました。

また、鎌倉文学館はドラマのロケ地としても有名です。
2012年、フジテレビの
【最後から二番目の恋】
中井貴一と小泉今日子が共演したドラマで、中井貴一が部下と訪れた洋館です。

また、2013年、フジテレビドラマの【カラマーゾフの兄弟】の黒澤邸として使われました。

 

【明治以降の文豪達が居住、滞在した鎌倉】

三島由紀夫が小説【春の雪】の一場面で登場させています。

【漱石からの手紙、漱石への手紙】〜生誕150年〜

「我輩は猫である」「こころ」などを書いた明治の文豪 夏目漱石は、手紙の名手としても知らています。手紙を書くのももらうのも好きだと、弟子宛ての手紙に綴るほどでした。現存する手紙で一番古いものは18歳の漱石が友人へ宛てた英文の手紙の下書きで、生涯に出した手紙は全集に収録されているだけで2500通を超えます。中でも友人や家族、弟子に宛てた手紙からは漱石の人柄を知ることができます。生誕150年を迎える今年、「こころ」の舞台となった鎌倉で、漱石が出した手紙と漱石が受け取った手紙を元にその後半生をたどり、漱石の人間としての魅力をつたえる特別展を開催しています。

実際に漱石の手紙を見て来ました。まず、手紙の多さにびっくりしました!

明治の筆まめ男です(笑)
夏目漱石といえば、少し前にNHKのドラマ【漱石の妻】で、なんて!頑固で、繊細で、傲慢な男だ…と言う印象が強かったのですが…
妻や門下生に宛てた手紙には、漱石の人としての温かさが伝わってきます。

高浜虚子に宛てた手紙には、教師は本当はやりたくないんだ…本当にやりたいことは、創作(小説を書くこと)だと…漱石の本音が書かれていました。

残念ながら、館内は撮影禁止で、資料を載せることはできませんが…

実は…漱石の手紙を見るのが目的ではなくて、庭園に咲き乱れるバラを見に行きました…
しかし、思いの外、庭園は狭くて、バラも満開とは程遠く、枯れているバラもありました…
楽しみにして行ったんですが、残念でした…

鎌倉は映画のロケ地としても有名です。最近では、美人四姉妹の話【海街diary】の舞台にもなりました。
素敵な映画です。やはり、鎌倉は絵になります。

姉妹が住む【極楽寺駅】は中井貴一とキョンキョンがドラマでいつも絡んでいた駅でもあります(笑)
この絡みが好きでした(笑)

これからの鎌倉は「アジサイ」が綺麗な季節になります。
魅力たっぷりの鎌倉…
まだまだ、探索していきます。

 





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