馬出ブローインはゴチャマゼな夜【本格派に勝つにはこの方法しかなかった】

馬出ブローイン。
オリジナルの歌だけで勝負するお店。

昨日のメンツは

  1. 高橋プランクトン
  2. 8月
  3. ATAMANAX
  4. 田代裕之
  5. サニー

爆発する失恋血便男(笑)高橋プランクトン。

「きょうは一人でやります!」とサポートを丁寧にお断りされたステージ。
さすがに!素晴らしい。
こないだのライブを見た人が「高橋プランクトンは何かを超えた!」と言っていた通り。彼は変わった。
最初に見た頃の彼の、バージョンアップ。
燃えてた。
失恋パワーか、血便パワーか?

 

8月は意外にも爽やかな夫婦デュオ

デジタルズのご主人と、奥様。
謎の宮崎弁を駆使しながら、キーボードとベース。
曲が全部、オールドタイプの黄金コード進行なのに「古い、もっさりした感じ」がなくて、若々しい。ここすごく重要。
そんなに若くはない彼ら(僕から見たら若夫婦だよ)のオクターブコーラスや、歌われる清々しい世界。清涼飲料水。いい意味でのね。
透明感ではなくて、ニューウェーブをくぐり抜けてきたロクンロール。
シンプルで楽しく、可愛い曲の連打。好き!

田代くんカホンで参加した曲、すごい楽しい!

 

ATAMANAXはフリースタイルラップ。格段に成長してた

彼が10代の頃から「切れ者が出てきたな」と思っていたんだけど。いろいろあって、本当にいろいろあって人間界に帰ってきた。ATAMANAXとしての最初のライブをここで見たんだけど、それと比べてすごくよくなっていた。

緩急もあるし、世界も広いし。
何しろ「身一つ」で切なさから怒りまでをライムに乗せる。

ああ、今、20歳だったら、絶対こういうのをやる。
そう思わせてくれるラップ。

ヒップホップは悪魔の音楽JAZZと人間の音楽BLUESから生まれた最新型の音楽で、ロックやポップスにはない「ヒップ感」があって好き。
家で聞くのはもっぱら洋物・和物ラップだったりする弾き語りのおっさんのハートをガッチリ掴む。

QNというヒップホッパーが好きなのも同じだったりする。
どんだけ若作りなおっさんなんや!と言われてもしょうがない。かっこいいんだよフリースタイルラップ。

 

とにかく暑すぎる田代裕之。クーラーの効かない男

ほんともう、熱い。暑い。
唸り声から澄み切って20キロ先まで届くかのような歌。
かき鳴らすギターと繊細なアルペジオ。

前向きな熱い弾き語りならナンバーワンだ。
技術の熱量がすごい。
つまり僕とは全く違う方向性ってこと(笑)

これでもか!これでもか!とジャギジャギのギターを鳴らす。
マイクなんてなくていいよね。

どうして彼はこんなに前だけを見てるんんだろう。
どうしてこんなにエンジンを吹かせるんだろう。

ステージは猛烈なタイフーン状態で、お客さんをどんどん巻き込んでいく。

 

そして、次が僕。

丸塚さんから「クールダウンして締めてください」という要請でのトリ。

ううむ。

6本の物語を、それぞれの色でやろうと思ったが。
この場の空気を沈めるにはちょっと違うと判断したぼくは、

「2曲減らして、途中に怪談してもいいですか?」

と確認。了承していただいた。先日の恐怖体験話を少しコンパクトにまとめて話した、

セットリストは

  1. ブルーフラミンゴ
  2. チョコレートバニラ
  3. ブルージーンズベイベ(新曲)
  4. 怪談*田原坂
  5. サマーブリーズ

新曲のブルージンズベイベは、ある人とのコラボレーションから生まれました。
「ブルージーンス」をテーマに曲を競作する。

ブルージーンズといえば

「アメリカ人が洗いざらしのデニムを履くけど、パリジャンはきちんとアイロンをかける」という話をジェーンバーキンが話していたのを思い出し。
フランスの歌にしようと思った。

コート・ダジュール・ドライブのように地名を入れようと
で、インターポール本部のある「リヨン」にしました。

そこから作った、ノスタルジックなポップス。
改良の余地ありです。

 

怪談で冷えていただいて、夏の歌「サマーブリーズ」で着地。
失恋くんに贈る「君の香りが遠くへ」という歌です。

 

夏をテーマにしたCDを来年の夏に出そうかな(笑)

それにしても、異様にバラエティー感のある夜だった。
楽しかった。

変化球がいいところに決まったのかな?





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