TVを見なくなった。
新聞を取らなくなってTV欄を見ることがなくなったのも大きいかも。
あまり見なくなって10年くらいなるのかな?
1965年生まれはまさにTVっこ。
「昭和40年男」なんていう雑誌がでてることからも、いろんな意味で「わくわくした世代」なんだと思う。
アニメがまだ「TVまんが」っていわれていて、円谷プロが特撮の花を咲かせて。
変身!の一言で高く飛べるような気がしてた。
世界名作劇場に泣き、宇宙戦艦ヤマトに泣いた。
録画なんてできないから、放送のある時間はTVの前にいなきゃいけなかった。
見たい裏番組があってけんかしたり。
TVには力があった。
最初の24時間TVをおぼえてる。
夜中じゅういつ見ても、砂の嵐がなく、放送されてるなんて。
ライブエイド、なんていうのもあったなあ。
映画体験だって月曜、水曜、金曜のTVロードショーの吹き替えだった。
ドラマは時代を動かして、
ニュースはいつも正しいことをいってると思っていた。
俺たちひょうきん族は確信犯で、朝まで生テレビはプロレスリングだった。
右や左や中道が入り混じっておおさわぎ(笑)
中学校の頃、平日、午後四時から再放送されてた「傷だらけの天使」と
高校受験前の「TVを見ていい」といわれた一時間で見た「探偵物語」。
この2本で完全に人生が狂っちゃった(笑)
就職しないで生きようと思っちゃった。
僕の人生を変えたのはTVだった。
https://youtu.be/44wUGYbVpL4
番組録画ができるようになり、レンタルビデオが始まり
TVがいつからか、モニターになった。
TVの前は「茶の間」ではなくなった。
各自、自室にひきこもってもTVはあるし、そのうちyoutubeとニコニコ動画で事はすみだした。
妻が見てるTVを、時々ながめる。
いつも同じ人がでてるなあ。
どれもおんなじだなあ。
ドラマ、続けてみてられないなあ。
いつも同じ人がでてるなあ。
脇役が豪華すぎで、主役がわかんない。
TVがウソをついてるのは知ってる人も多くなった。
あ、MOZUというテレビドラマは面白かった!
でもね。
あれって、「映画」のようなスケールで、「映画」のようなクオリティーだったから?
TVドラマのよさって、そういうこととはちょっと違った気がする。
インターネットという世界の、虚実、有象無象の情報のなかから、自分のテイストにあったものを選んで積み上げて、ぼくらは閉じこもるようになった。
いい事かどうかなんてわかりゃしない。
今でもドラマを愛してる人も多くいるし。朝ドラはいつも元気ぽい。
でも、あんなに忙しかった時代の中で、一生懸命見てた、釘付けになっていたはずのTV番組を、僕は避けてる?
TVがいま、とても遠いものになってる。
TVの前に1時間、いることができない。忙しいから?
パソコンの前には何時間もいるのに?
平日の夜からテレビマンガがなくなって
野球中継がなくなって
デジャブのようなバラエティー、ドラマ、ドラマ。
その裏で、自分好みのプログラムを選んで、見る。
僕らはチャンネル選択のし過ぎで、「どうでもいいもの」をゆるす寛容さがなくなってきてるのかも。
TVは、ひとつの番組をみんなで見るっていう「団体主義」かと思っていたけど、「団体の中の差異の存在を認める」意味があって
逆に「個人主義」かとも思われるネットの世界は、情報に情がのっかって、ヒステリックな団体主義を産んでるのかも。
まあ、僕が感じてるだけなのかもしれないけどね。
夜の街を飛ぶデジタル波が、携帯やパソコンのWI-FIの隙間をぬって、TVから流れてくる。
忙しい(?)ぼくらに、どうか見てくださいって言ってるよう。
時代は変わって、トップだと思っていたものが、ケツだったりするんだぜ。
と、ディランは歌ってた。
「TVのチカラ」
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