『ナイーブ GO ON !!! 』なサニーデイおめでとう

3/21、サニーデイ@清川キャバーンビート
サニーこと安田クニヒデさんの自腹誕生日イベント。翌日で53才。

ライブハウスの常識を超えたビュッフェスタイル!
トークショーあり、ゲストライブあり、自作映画上映ありのごった煮3時間!

 

しょっぱな、不肖わたくしがトークのナビゲーターを頼まれ、
会場の皆さんに聞いてみた。

「サニーさんってどんな人?」

・タイミングが悪い
・なんかもったいなさがある。残念
・節操がない
・一言多い。
・ギターがうまい(私に言わせれば、「うまくなった」んだけどね(笑)←なぜか上から)

うんうんうん。
あ、「大好き」って声もあったよ。←男性より。

ちなみに、本人の自己分析は「使い勝手のいい男」。
それも異議なしだけど(笑)。

 

私が思うに、サニーさんは「ナイーブな人」。

「あ~ね!」 と、あちこちから納得の声がもれていた。

 

大人になるって、ある意味ナイーブじゃなくなることだ。
職場で、育児で、ご近所づきあいで、ナイーブさはいらない。

求められるのは、合理性や、効率や、献身や、感じの良さ。
思いやりや想像力。
和をもって貴しとなすこと。
「自分が自分が」とふりかざすナイーブさは、それらの対極にある。

みんないつからか、それを理解して、大人らしく振る舞えるようになる。
それは大事なこと。大多数が大人にならないと、社会は回らないから。
私もそうしてる・・・はず。できてますよね?(笑)

だけど、これは日本社会に特有な部分も多いのかな?
大人は、自分の意見を言わない。
ような気が、する。

 

おとなしくて、従順で、上を見ず、やるべきことに忠実。
忍耐強く、出る杭にはならず、黙って見てるか、むしろ出る杭を打つ側に回る。

そういう雰囲気ができあがってるから、言いにくいのか。
それとも、みんなが言わないから、雰囲気ができあがってしまうのかわからんけども、
とりあえず、管理するがわにとっては、いい庶民だと思う。

 

そんな中で、
インフルエンサーというほどの地位も名誉もお金もない(たぶん)サニーさんときたら

「君すんごいね! バックでギター弾かせて!」
「これ作ったから聞いて!」
「これ作ったから見て!」
「アイツのすごさにジェラシー」
「悔しい!」
「傷ついた!」
「しんどい」
「しんどいから休みます」
「もうすぐ休むから見に来てね!」
「最後だから! ほんと最後!」
「休む理由をブログに書きます」
「書いたから見てね」
「休むけどライブは見に行くからね」
「お誘い? OKです」
「お願い? OKです」
「はい、できたよ(速い)」
「一言? ○×△%×()◆◎$&・・・・・」(長い)
「休んでる間にこれ作りました!」(休んでない)
「今度誕生日イベントやります! 自腹でやるから来てね!」
「誕生日だから俺が曲決めていいよね!」
「誕生日だから俺の映画上映していいよね!」

(以下、半永久的に続く・・・)

こうして書いてると、ナイーブというか、厚かましいというか?
どっちかわかんないけど、
なんかさ、ほんと、鬱陶しいけど、そこがいい!

 

私はさ、地に足をつけて、ささやかに、かつ、良く生きたいと思ってるけど、
それは、おとなしく、従順に、意識高く生きたいのとは違う。

分別なんてクソくらえ!

って思うときがある。

そんなとき、
いくつになっても自分じぶん言って、
飽きもせず凝りもせず好きなものを作って、
感動したり傷ついたりで忙しい姿をさらけ出しているサニーさんみたいな人がいるのは、
たいへん、ありがたい。

分別、冷笑、無関心、諦観、
そういうものから、はるか離れたところにいる人。

 

そんなサニーさんとは
ジェンダーや政治みたいな話も、よくする。

これだけ「自分が、じぶんが」とナイーブな人が世の中のことも語れるのは
実は矛盾したことじゃなくて、

「自分」というものさしがあるから、
常に「自分」と「世界」とを相対的に見つめることができるのだと思う。

世間のものさしを当たり前に無思考に受け入れていては、疑問や抵抗は生まれない。

ワガママな私としては、
「みんな、がんばって自分を殺してるから、
それが当たり前になってるから、
他人のことも、自分より弱い人のことも、社会のことにも
無関心でいられるんじゃないの?」
と思うことがある。

ワガママな自分
ナイーブな自分を大事に

みんながそうできるために、寛容さが必要なのだ。
法も政治も良識も、本来はそのためにある。

イベントが終わったあと、
「ゲストライブ面白かったねー。バラエティで」とマークに言ったら、

「そう、バラエティ! それがサニーなんだよ。だから僕はサニーが大好き!」
と力強い日本語でリプライされた。
わかるわ~。

 

この日、くそ寒いサニーデイでしたが
雨が降ってもサニー
雪が降ってもサニー

いくつになってもナイーブでバラエティで
節操なく、愛が重いサニーさんでいてね。
実は必要とされてる人だと思う!!!

 

 

(あ、そんなサニーさんですが、時間も約束も守りちゃんと仕事もしている社会人であり、奥さんに花を捧げる良き夫である(たぶん)こともつけくわえておきます)

 

この記事を書いたのは

【308号室】エミの moonshine 離れ

 

文中の写真はすべて

【407号室】批評と愛情のあいだくらい《橘ちひろ》

 

二人は「ママじゃない私ポートレート」で大活躍中です!





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