成人の日が1月15日だった頃【君は君のために生きようよ】成人おめでとう。大人は君たちを恐れてるぞ!

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

成人の日&成人式が1月15日だったのっていつまでだろう?
今は必ず連休になるように月曜日になってる。

僕は北九州市の生まれで、成人式には出てない。
もちろんスーツとかも買ってない。
学校を辞めて、デザイナー見習いをしてた頃だから余裕もなかったしね。

あの頃チャキチャキのMODSだったので遊び用のスーツは持ってた。THE JAMが着てるかのようなお葬式のような黒いスーツ(笑)これに米軍払い下げのモッズコート(この頃はまだそういう呼び名がなかったような気がする)を着て改造したスクーターに乗っていた。

そういえばそのモッズコート、まだ着てるよ。18才の時に買ったから35年着てる(笑)

バイトに行っていたデザイン事務所ではスタックスのR&Bが流れて。
「本物のMODSはR&B聞くんだぜ」とか思ってた。

 

成人式の日は福岡サンパレスに「パブリックイメージリミテッド」を見に行った。
パンクロックのキング、セックス・ピストルズのジョニーロットン(ジョンライドン)がボーカルのニューウェーブバンド。

変則的でノリにくいビートが重々しくて好きで。
なんにしろパンクと違って「バカな感じがしないところ」に憧れてた。

ライブは刺激的だった。
レコードで聴くよりわかりやすくてポップだった。

でもアンコールがセックス・ピストルズの「アナーキーインザUK」で、ちょっとがっかりしたのを思てる。
「なんだよ、アンコールはヒット曲かよ。しかも前のバンドの」ってね。
そんな感じだったんよ。ハタチってのは。

 

今から33年も前の話だ。
バブル景気もなく、ビンボーだった。
レコードは借りるかかっぱらうものだったし、服は古着屋かザザホラヤで品の悪いのを買う時代だった。
ネットもSNSもなくて、田舎には文化もなかった。
とにかく、何もなかったんだ。

 

僕らを縛るものは田舎にありがちな「頭の悪いヤンキー」と、「郷土愛という隠れ蓑をかぶった冒険しない奴ら」(笑)
こんな街、絶対出て行ってやるって毎晩思ってた。

今だったらどうかなぁ。
不満も夢もあらかじめ結論がわかっていて、陳列されたものから選び出すだけ?

いやいや、今だったら外国に行ったかもなぁ。
あの頃、東京は外国のよう。
言葉が通じるだけで、何もかもが違っていたけど、怖くなはなかった。若かったからかな?

 

平成という時代はとんでもなく「平」じゃなかったよな。
目に見える戦争はなかったけど、内戦は激化した。
男、女、金持ち、貧乏人。
それぞれがそれぞれを叩き合う世界。

でもね、今年成人になった君たちが、そんな奴らを真似をすることはないよ。
何年もかかってお金を貯めて、成人式で派手な晴れ着を着るなんていう若者を、薄ら笑い浮かべて「それはそれでえらいことだよね」なんていう識者を椅子から引きずり下ろすのは君たちだ。

僕ら大人は怖がってるんだよ。
君たちの未来に。
君たちに残された時間の多さに。

 

自分のために生きよう。
誰かの真似じゃなく。

あの子がやってるからやる、じゃなくて、やってみたいとおもったらやろう。
ひとりぼっちでもいいよ。
世界中にそんなひとりぼっちがたくさんいる。

自分のために生きよう。
性別や経験や戸籍や国籍は君たちを縛るだけだよ。

 

ともあれ、この流れ弾の激しい世界で、20年も死なずに生きてきたなんてすごい。おめでとう。

 

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019

 





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