イラン。
ターバン巻いた恐ろしい人たちがいる国。そんなイメージがない?
そんな恐い国でも、音楽を愛し、禁止されても留置されてもやり続けるミュージシャンはいっぱいいるんだな。
イスラムにも、反イスラム、もしくは半イスラム的イデオロギーは当然ある。
この映画は無許可撮影ならではの暑さと。熱さに満ちている。
当然劇映画だから、フィクションなんだけど
そこで歌われる歌のリアリティのすごさ。
音楽性も高いけど、なにより歌わなきゃいけないことがある、歌わなきゃしんじまう。そんな空気がたっぷり。
自由に満ちてるのに、なにもせず流れてゆく日本の僕らっていったいなに?
かっこいいロックバンドがいて、かっこいいラップがあって。
エンターテイメントとしても超一流。
そして切実に切ない。
自由を求めてあやしいパスポートを手に入れ、亡命をはかろうとする男女。そのためにシークレットなギグをやる。バンドメンバーをつのるのも大変、練習場所も大変。
ネットでメンバー募集ができて、1000円で2時間スタジオ練習ができる僕らの作る音楽は?
音楽がかたよってないのがいい。ブルースもラップもニューウェーブ?オルタナ?聞いててわくわくし、黙り込める音楽がたくさん。
音楽の力とか、最近よく聞く。人と人との絆とか。音楽と平和とか。
仲良く楽しむことは、音楽のある部分の核だと思う。
聞く人を、見る人を笑顔にできる力。
それはある。すごく感じる。特にライブ会場に。
爆発する祭りがある。
でもね、実際やってるバンドのこと棚に挙げてえらそうに!って言われると思うけど(笑)
音楽は、戦い。
大昔から愛を語るためにあるわけじゃなく
あらゆる苦悩から逃れるために歌い
あらゆる弾圧への反発を歌い
おびただしい血の海のなかから生まれて、続いてきたのが音楽だと思うんだ。
ロックンロールは精神の迷宮に入りかえってこれなかった人たちの遺産。
世界を動かすことはできないけど、世界を動かす人を動かすことができるかも。
やりたいことをやるリスクを抱えて、なおかつ、やる。
そんなカッコいいことはないよね。
リスクがないのが一番だということは間違いないのだけれど。
スコセッシが撮ったストーンズのドキュメントが表側だとするなら、真裏の映画はこれ。
ペルシャ猫に誰もが一度会うべき。
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