こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
先日、gn8mykitten+にしやまひろかずの2マンLIVEを箱崎へみに言った。
風邪ひき夫婦ふたりで。
2マンって一番好きかも知れん。
二人のアーティストがたつと、二人の違いがはっきりしてくるし、変なグルーピングも発生しない。
多数のブッキングの中でも輝き続けるふたりだから、そりゃー楽しい(とはちょっと違うかな?)と思う。
いえーい!手拍子!コール&レスポンス!かわいい〜!話してて楽しい〜〜
というのは全く違う楽しみ。
夜の箱崎は、さむい。
人通りが少ない。
三連休なのに、お目当てだったお店はおやすみ!!
1時間くらいゆったりと箱崎で、と思ったけど、寒くて。お店も開いてないし。
うろうろと歩き、6時開店の焼き鳥屋が開くのを待ち、ようやく座る。
さて、ようやく開場時間。
ひたすら歩く。
よかった。ほっとする。箱崎水族館喫茶室。
最初はにしやまひろかず
10弦ギター(彼が使ってるのは9弦)で小さくトレモロされるギター。
コードとか和音ではなく、音がころころと転がりだす。
身体のどこを使ってるんだろう?と思う、歌声。
腹筋ではない、キビキビとした伸びのある声ではなくて、すこしザラっとひろがる。
聴く人の心の入り口で静かに待ってる感じの声。
魂をゆるがす、というのとは違って、心の扉が開く瞬間に、するっと入り込む。
警報機にも映らない(笑)声。
彼には日常があるのだろうか?
彼の周りには小さな妖精が飛び回ってる。
笑ったり、怒ったりもしてるかもしれない。
はじめてみたのはいつだったか?多分gigiだったような。
まだ、おどおどと、申し訳なさげなところがあった記憶があるけど。
この日の彼は、ギターと歌で場を支配していた。
あまりに「しん」とした空気が耳に痛くなる瞬間なんて、なかなかライブでは味わえない。
10分の休憩挟んで、gn8mykitten
彼はご存知、ノートラックでラップする。
つまり、持ち時間いっぱい、休みなく。
この日の持ち時間は45分。
いったいどうなるのか?
初めてブギでみたのがもう二年くらい前になるそうだ。
その時は20分だったかな?
そのあと30分のライブをたくさんみた。
突き刺さってくる言葉に、本当にたくさん、泣かされた。
俺はこうだ。
お前はどうだ?
と突きつけられてるようで。
それは
「俺はこんなにもすごいぞ!」ではなく「俺はこんなにも痛々しいぞ」でもなく。
「俺はこうだ」というシンプルな飾り気も誇張もないことば。
言葉が韻を踏んで力を持つと彼は歌うが、それは「誰が発するか」によるところが大きいと思う。
グンナイは求道者だから、決して満足することはないだろうけど、そうでもない中途半端な僕らにとって「彼はまぶしすぎる問題」が、そのうち現れるだろうと思っていた。
音楽をやってる仲間には耳に痛すぎる
- 1500円+オーダー、決して安くないお金をとってお前は何をやってる?
- 仕事とも呼べず趣味とも言えないアマチュアアーティスト
というメッセージもあれば、
「おまえになんか需要ないなんて言葉にしょげていてもしょうがない」
この言葉に僕はどれだけ救われたか。
でも。この日の彼はすこし違っていた。
生きてることを、喜んでいた。少なくともそんな瞬間があった。
少し前から彼は「たべもの」を歌うようになった。
生きるってことは、戦うこと。
とはいえ、そのためにはまず食わなきゃいけない。
- 考えてるのはくいもんのこと
- ラーメン食ってかえろ
- 焼きそばを作って生き延びる
この辺の曲は、日々の憂鬱を飲み込んでしまう「寛容さ」がある。
この日のライブはこの寛容さと、やさしさに満ちていた。
強くて、すがすがしくて。
皮肉でも祈りでもない「明日は晴れる」が、僕には届いた。
鼻づまりで死にそうな夫婦に(笑)
いいライブをみると、そのまま誰とも話さずに家に帰りたくなる(笑)
自分でやったときもそうだけど、その場を終わりにしたくない気持ちも生まれるからなぁ。
やっぱり、対バンでなく、誰かを見に行くことはとても楽しい。
純粋な音楽の楽しみ。
寒い半月の夜。
コンドームの自動販売機がまだ生きてる、このまち。
【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019
◆
◆
◆
◆
ちゅるっと毎日すっちゃうスティック!
鉄分補給で元気にきれいに!「ちゅるっとサジー」かわいすぎる健康食品がSNSで話題沸騰!プレゼントしても喜ばれること間違いなし!
ブログアパート「私の人生、私のもの」よんでくれてありがとう。
FACEBOOKページをフォローしていただけるとうれしい。
新しい記事をお届けします。
◆
◆
◆
◆