ブルックリンの恋人たち:感想【その時出会い、また別れていく】

ああ、アンハサウェイの顔がいいね。

ブルックリン生まれのアン・ハサウェイが、自分で制作までやったこの映画、よくあるラブストーリみたいなタイトルで借りたら多分大失敗。

アン・ハサウェイがジュリエット・ビノシュに見えるポスターも、恋愛ものプンプンだけど。

これはブルックリン音楽事情+恋未満のふれあいの映画。
恋愛らしいところはあまりない。

ミュージックホール

シンガー、ジェイムズ・フォレスター役のジュニー・フリンが素晴らしく、アコースティックギターとヴァイオリンで夢を見せてくれる。

全編、たまらないサウンド(好みは分かれるだろうけど)そして、ブルックリンのライブバーやカフェ、ライブハウス。古い楽器を置いてる店。
一緒に散歩してるような気分になる。

 

アン・ハサウェイの歌がまた、よくて。
Before Sunsetのジュリーデルピーと同じくらいの、素敵さ。
歌う女。素敵。

 

この映画の主題は多分
「日々は続いていく。一瞬一瞬は過去になり、財産になる。」

事故で昏睡状態の弟のいる病室
弟が憧れていたシンガーのドリーミーな歌と演奏
病室の白さ
シンガーとお姉ちゃんが惹かれ合う
昏睡の弟
お姉ちゃんとシンガーのラブシーン

 

夢のようなシーンと、現実のヒリヒリした場面が思い切りよく切り取られ、編集されてる。
こちらの思いいれを飛び越えるくらいの。

一曲歌って

 

この映画が

  • 眠い
  • テンポが悪い
  • 結局、何?

なんていう評判が立ってるのもよくわかる。視点が違うんだろうな。

描きすぎ?ってくらいの病室の痛さ。
弟が欲しがっていたものを顔のそばまで持っていくシーン。
なんども繰り返されて、目を背けたくなるから観客はイライラする。
このイライラ、辛さからの逃げ場のように美しい音楽がちりばめられているんだけど。
でも観客が夢に逃げようとすると・・・。

00

 

アン・ハサウェイとシンガーが即興で歌で会話するシーンは、とても楽しい。
こんな風に歌を作れたらな。





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