金曜ドラマ「わたしを離さないで」が、あまりに重いので。
箸休めになるだろうとおもって、映画版を借りた。
僕ら夫婦は、かなり映画、DVDを見るんだけど、これは知らなかった。2011年作品。
タイトルのせいかなあ。わたしを離さないで、だもんなあ。
恋愛映画にはかなりうといからか。アンテナにはひっかからなかった。
ドラマを見てる最中だから、どうかな?ともおもったけど
ドラマとの違いは気にならなかった。
というか、べつの物語だった。
映画のほうがより「近未来的」。設定は1960年代と古いんだけど。
映画は、ドラマで言うところの「美和」の視点はまったく省かれてて。
あっさりと、さらりと進行してゆく。
うちあげられた船のあるなぎさのシーン、さすがの美しさ。
映画全体がエモーショナルな部分をがっつりカットして、静かな諦念にすっぽりとはまったつくり。
ラストに近いシーンでの咆哮はあるけれど。
外国人で演じられるべきストーリーだなあとあらためておもった。
だって、あちらの世界のこととして見たいもん。
原作本をぱらぱらっと読んだけど、すこし文字のリズムが気に入らなかった。
言葉使いや、なにか。ちょっとしたことなんだろうけど。
う~ん。
翻訳がきになったのかな?多分、本は読まないとおもう。
映画の主題は
かぎられた生命をもつものと、そうではない人。
そのふたつに違いなんてない。
誰も、生きてる意味なんかわからず死んでいくんだから。
そんなふうに感じた。
彼らクローンは、ぼくらが作った命
僕らは「神様」といわれるなにかが作った命。
命に変わりはない。
それが、
だから命を大切に!誰の命も平等!
というような流れにはならず。
命の価値をみつけたか?見つけようとしたか?
そこに主題があった。
生きることを、求めたか?
命の意味をさがそうとしたか?
でもだからこそ、思い出をたいせつにしてほしい。なんて優しさも。
命の普遍性とか、自然な風景との対話とか。ロングのシーンが印象的。
静かな映画。
眠くなるところもある。
never let me go
主題の音楽は素晴らしかった。
いってみれば2時間弱の映画にするんだったら、こんなふうにしかまとめられないだろうなと思う。
ただ、ガタカほどの痛みは、ない。
ドラマほどの盛り上がりは、ない。
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