マシュマロ実験という記事を見ました。
実験内容は4歳の園児に
- 目の前のマシュマロ1個をすぐもらう
- 20分間待って2個もらう
かを選ばせるというもの。
はたしてその結果は??
- 我慢できず1個だけもらった子が3分の2
- 我慢して2個もらった子が残りの3分の1
実験したスタンフォード大学の教授は、園児たちのその後を追跡調査。
1の自制心の強いグループは、2の欲求に負けたグループより、大学進学適正試験の点数が高く、中年時の肥満指数が低く、ストレスにうまく対処する、といった共通点があったという。
いわゆる「勝ち組」に近いということだ。
そして4歳児であっても、マシュマロを我慢できた子は
- マシュマロを見ないようにする
- マシュマロを遠くに放しておく
という手段をとったそう。
「欲望に負けそうになるんだったら、対象物を遠くへ引き離す」ことが大切だと、本能的にわかっているということ。
僕は人生、まったくもって「1」のガマンできない幼児のまま育ってしまった。
この実験にも一理あると思う。
意志が弱いなら、誘惑と勝負するな。
まさしくそうだと思う。
CDショップに行かなければ、試聴してあたらしいアーティストを見つけなければお金を使うこともなく、貯蓄に回せる。その貯蓄を元にして将来大きな利益を生むことになる可能性がある。
CDショップの部分を、自分が良く行くお店や、コンビニに置き換えてもいい。
なるほどな、たしかにそうだ。欲を抑えることが、利益を生むこともあるだろう。
ん?本当にそうだろうか?
欲望を抑えることと、将来大きな利益を生むこととは少し違うんじゃないかな?
モヤモヤする。
お金を貯めることのできる人=幸福
将来お金を稼ぐことができる人=幸福
この図式自体の中心にあるのは経済的勝者。資本主義の中で勝ち組と言われる人。
ただ、そんな人たち100人が100人、幸福に見えないところになにかモヤモを感じてしまうのかな?
最近よく読んでる哲学書「幸福論」に
お金持ちになる人はお金を愛してる。お金をもうけることが好きなだけで使うことにはさして興味がない。お金持ちになってお金を使いたいと思う人は、欲望がストレートではないので成功しない確率がたかい。
とあった。
最近大金持ちになってるらしいIT企業の社長さん。
この人たちが電車通勤したり、つつましいお弁当を食べてるのをTVでみて
せっかくお金持ちになったのにそんな生活馬鹿みたいだ!もっと後続に夢を与える生き方して欲しい!
なんて思った。
これは大きな間違いだった。ゲーム開発の人はゲームの開発が好きなだけで、株で儲ける人は「株で儲けること」が好きなだけ。お金持ちの暮らしに憧れてるんじゃないんだな。
もうひとつ、幸福論より。
借金や仕事の心配はすこしくらいあったほうがいい。さもないとどこかに心配の種をさがしたくなり、「身体のどこかが異常じゃないか?悪い病気じゃないか?」などと感じ、正体のわからない恐怖を倍増させることになる。と、ある。
たしかに実際に仕事が大変なら、それをどうとかしよう。借金をなんとかしようと頭を使う。身体を使う。目の前にやらなければいけないことがあると、悪い考えを増幅させるひまがない。
まあ、欲望を克服する人はそんな罠には落ちないのかもしれないけど。
人生は生きてるうちに楽しまなきゃ!
これはまさに「ガマンできない人」の言い訳に過ぎない。
そういわれると、すいませんとしか言えない。
僕はこのお話に答えを持っていない。
みなさんはどう思う???
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