わたしを離さないで~ちかえもんロスからの立ち直り。
ドラマ見るものがないな~と思ってたところに「ラブソング」藤原さくらに頬を張られて目がさめて。
第一話を見過ごしてた「重版出来」を見た。
(わたしを離さないでも、ちかえもんも、第一話は放送時見過ごしたんだ)
妻が飲み会の一人の夜に。
よかった。一人のときで。
目が晴れ上がって変な声が出る奇病にかかってるようだ。(つまり涙もろいのだ)
20代のはじめ。僕は東京で「駆け出す前のデザイナー」みたいなものだった。
入った会社は出版社関係にも顔が広く、マガジンハウスの編集部におつかいにいったりしたものだ。マンガ雑誌の版下貼りのバイトもしたな~。
業界の人をゴールデン街でトマトジュースを飲みながら観察してた。
広告も出版もイケイケだった時代。
やる気に満ちた、野望に満ちた人ばかりだったし、口先だけの人も多かった。
厳しく指導してくれる写植やさんとか(指示が下手だ!っていって怒られてた。こっちはお客さんなのに(笑))。20代の最初に「すげえ大人達」を目の当たりにしたのはラッキーだった。
で、重版出来だ。
こうすれば人に好かれる!という典型の黒木華さんはいいとして、迷える男の子が僕を泣かす。
やる気スイッチがみつからないときの苦悩。
かっこよすぎる上司。
大人が見せるべきものは「仕事の手段と情熱」だ。
熱を持ってドアを叩けば、開く。そんなお話。
黒木華はリップヴァンウインクルとはまったくちがい、気持ちよさそうに演技してる。
だれもが彼女の役を好きにはならないだろうが。
「ああ、仕事うまくいかないな。毎日憂鬱だな」と思ってる人は
彼女をまねればいい。まずはそれから。
裏切りや人間を信じたくなくなるドラマ(倍返しだ!とかね)ばっかりTVから流れてるとげんなりする。たとえそれが現実でも。
この重版出来でえがかれてるのはファンタジーかもしれん。
もうなくなってしまった「活気」や「かっこいいこと」かもしれん。
でも、こういう厚いドラマ(熱い、だけじゃないってこと)がいま必要だとおもうんよ。
マンガ原作だからかもしれないけど、時流を感じるんよ。
役者の力に頼るでもなく。
キャラクターの力だけに頼るでもなく。
ストーリーが転がって行くのが気持ちがいい。
それほど憧れられるジャンルではないだろう仕事の、「仕事をする喜び(苦悩とセット)」がかかれてるから、うれしくなる。知らないことも憶えられるし。
自分の知らない仕事の現場をしりたいなあと思う。
お医者さんや弁護士やヒーローだらけの業界モノを見すぎると
「現実とTVは違うんだ」
と思ってしまうけど、どの仕事にもドラマがあり、盛り上がりがあり、ゴミ箱をけとばす瞬間がある。
それは51歳になったおっちゃんも同じだ。
仕事で悩み、がっくりし。
でも「おおおおお!」って瞬間もある。美人OLもライバルもいない一人社長だけど、いやなことたっくさんあるけどね。
役者さんやスタッフの名前は知らないんだけど、「重版出来」見たほうがいい。ナマセさんのかっこよさは卑怯だよ。おっさんがかっこいいドラマはなんか嬉しいよ。
ぼくも仕事でグズグズいわず、若い人に「仕事ってたのしい!」って思わせられるオッチャンにならなくては!
人生は楽しそうとは、思わせられてるかもね(笑)
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