久留米「酒蔵松竹 本店」で昼飲み&さよなら石橋美術館

先日、久々に久留米に行ってきました。
目的は「石橋美術館」。
西鉄久留米駅から徒歩10~15分の場所にあります。

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8月28日で閉館し、その後は久留米市が運営する久留米市立美術館として生まれ変わるのだとか。
石橋美術館といえば、久留米市出身の画家のコレクション、特に青木繁の【海の幸】が有名ですが、それらは東京のブリヂストン美術館に移されることになることが決まっています。
その話を聞いて、久留米での【海の幸】を最後に目に焼き付けておかなければ!と。終了ぎりぎりで行ってまいりました。

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青木繁、坂本繁二郎、古賀春江といった久留米市出身の画家の作品、そしてポストカードの売上がナンバーワンだったという黒田清輝の【針仕事】、そのほかにも東京のブリヂストン美術館から応援に駆けつけたというモネやルノワールなどの印象派画家の作品、などなど、思ったよりも見ごたえがありました。
青木繁の自画像の荒々しさが良かったです。キャラが出ますね。
同じ年に久留米に生まれ、親友であったとされる坂本繁二郎の作品は対照的で、とても優しい。

 

石橋正二郎が、高等小学校の図画の先生であった坂本繁二郎より、郷里出身の青木繁という偉大な画家の作品が散り散りになってしまうのは残念だという声を受けて、作品を買い集めたのが石橋コレクションの始まりなのだそうです。
持つべきものは金持ちの知り合いですよね。
私も1ヶ月1,000万円のおこずかいを貰ってみたいものです。

 

石橋美術館は、開館当時、九州で3番目、福岡県で初めての美術館だったそう。
そんな石橋美術館が、60周年のことし閉館して、コレクションは東京へ。
時代の流れを感じますね。

 

さてさて炎天下の中また西鉄久留米駅方面へ戻り、喉も渇いたのでちょっくらお店に入ることにします。
駅前メインストリートにある「酒蔵松竹 本店」へ。

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1階がお弁当屋さん?で地下1階が食事のできるお店になっています。
中に入るとかなり広くてビックリ。大人数での宴会も出来そうなくらい。且つ、おひとりさまスペースも設けられていて、昼の1時すぎだというのに、高齢のお客さんでにぎわっていました。年金は世代と世代の支え合いです。

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とりあえずビールともろきゅう。炎天下の中歩いて喉が激渇きでした。

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焼鳥は豚バラ、ハツ、そして久留米名物?のダルム!

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あら炊き。これはちょっと甘かった^^;
久留米ではこんな甘めの味付けなのかな?

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このお店は日本酒の品揃えが凄く充実していたのですよ。そして値段も良心的。
全国津々浦々のお酒をそろえておられて、お店の方の日本酒愛を感じました。

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昼から日本酒いってもたーー!!お姉さんがなみなみ注いでくださった。。
群馬県のお酒「水芭蕉」。「夏が来れば思い出す~」の尾瀬の近くの酒蔵だそうです。NHK大河ドラマ真田丸でも出てきました、真田・上杉・北条・徳川で争った沼田城にも近いのだとか。
きりりとした味わい。まるで稲姫を演じる吉田羊さんのようです。そういえば彼女も久留米出身だったですよね。

 

さてさて、エネルギーをチャージして、午後からは九州国立博物館へ行ってきました。
東山魁夷展を見たくて!本当ならそれぞれ余韻を楽しみたいので、美術館のはしごはしたくないのですが…こちらも終了日が差し迫っていたので急いで行ってきました。なかなか暇がなくて。。

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しかし、行ってよかったです!
今までテレビとか印刷物で何度となく見てきた作品だけど、本物は全く違った!…というのはどの作品もそうですが、今回が一番そう思ったかも。
深呼吸したら、森の香り、潮の香り、水蒸気まで体中に吸い込めそうな、空気まで感じられるすばらしい作品でした。【道】がやっぱり好きだな。白馬のシリーズは、自分が白馬になって絵の中に入ったような気持ちになる。唐招提寺の襖絵も素晴らしかった。

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美術館に行くとかならず気に入った作品のポストカードを購入。ささやかな趣味のひとつです。
本物とは全然違う。でも100円やそこらで自分の手元に残しておける。
これからもコレクションが増えていくといいなと思います^^
ではでは…





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