gigiで、ライブだった。
それも、いつものgigi主催の投げ銭ライブではなく、このごろ一緒にからんでる「ザ・エンタメ」の持ち込み企画。
20代の若者を中心としたザ・エンタメ。
当然、gigiの歴史を知る人は少ない。よしえさんのことも。
そんな若い人たちが、音楽を繋いでいる。
ふしぎな温かさが漂ったイベントだった。
赤いカーテンのむこうはまだ夕暮れ。
台風がくると身構えたのにすっかり肩透かしだった9/6。
おいしいカフェご飯と、コーヒーで出番を待つ。
ライブのできるカフェ、というレベルじゃないマスター順次さんの音作りとセンス。
いつも調整しにくいギターを、ばしっといいおとにしてくれる。
ザ・エンタメの、きのうの出演者は4組。
最初は「ホージュくん」
眼鏡と短パンで作られたイメージどおりの、すこしななめからの世界の見方をおしえてくれるうた。
眠くてたまらないのに、頭の真ん中の奥の奥が覚醒してる感じ。
つるっとした歌声。
ときどき爪先立つすがたは、見えない糸でひかれてる操り人形のよう。
ぼくのCD「96エーカーの森」をご購入いただき、さらに宣伝までしてくれた。
次は「林一穂」
とにかく、最近聞いた中で一番のインパクト。
山口県からやってきた、眠れぬ天使。
彼女のつくるうたは、ほかのどこにもない。
夜中のディズニーランドのような歌の源は、リアルな生活かららしい。
その作品たちの謎をもっと解きたいのだけれど、彼女はあまり話してくれない。話すのはとても苦手なようだ。
憑依系とか、劇場系とかあるなか、浸食系とよべるんじゃないだろうか?
この日のliveも大好きで。もうお腹いっぱいだった。
今日、いちばんgigiの香りがしたアーティスト。
その空気をすっと現実に戻してくれたのは、ぶっちこと岩淵くん。
19歳大学生。今感じたものを、感じたまま出す。
大きな音で鳴らすギターは彼の迷いをふきとばす武器なのかも。
ぼくにはまったくできない「自分自身をさらけだす」うた。
彼のやってるブルービーというバンドもなかなかかっこいい。
ある意味、究極のマゾかも(笑)
ぼくは最後。
若者たちにうけるような明るめの曲を用意してたけどやめた。
どっぷり暗くて、コミカルで、かわいくて、あまい曲で攻めた。
どんなときも「相手に合わせる」自信があったんだけど、きょうはgigiに合わせた。
そう。自分の色で、自分らしくやる。
それがgigiのたましい。
ライブのあと、いろいろと話した。
音楽と関係ないことも、あることも。
キャバーンビートの町田さんや、一緒にライブをやってるacaneさんや
これからのプランや、夢の話。
gigiの空気が、ひとをしゃべらせる。
一昔前、なんの活動もできてないころ。
僕をひろってくれて、ソロで出演させてくれた今は亡きよしえさんに感謝するとともに、まだまだつづいていく音楽の旅と、文化と、アート。
その源流のひとつ、gigiに、新しい顔を紹介できたことをうれしく思う夜。
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