ちひろと、朝。【朝の街角で撮影】少し違う、が、面白い。

こんばんは、ブログアパート管理人のサニーです。

ヘロヘロに疲労、疲弊でヘイ!みたいなハイなんだかロウなんだかわからない日々ですが、午前5時半からお友達の「ちひろ」と撮影してきました。

ちひろ「を」ではなくて、ちひろ「と」撮影。
僕はいつもそう思ってる。

前日の12時までスタジオ練習をして、家に帰って風呂に入って。
流石に頭が冴えすぎてて眠れず。

 

ちょっと早いけど、夜の街を自転車漕いでゴー。
暗闇でフラッシュ撮影はやったことがないから、うまくいくかどうか。
なんせ、「何をどうやったらいいか?」を詳しく知らない。
ま、色々やってみよう。

 

撮影現場。午前5時すぎ。
真っ暗だけど、人は歩いてる。猫もいる。
そして、彼女はこない(笑)

 

女の子はさ、色々準備が必要なんよね。ロケットスタートというわけには行かないからしょうがない。
夜は白んできた。

街が息を吹き返す。それとも「仮面をかぶる」時間かな?

 

 

少し遅れて彼女はやってきた。
今回持ち込まれたコンセプトは「寒さと固さ」「黒、グレー、しろ」
夜から朝に変わる街を彼女の好きな高架下や駐車場で撮るはずだった。

けど、もう朝(笑)思ったより朝は早くきた。

ま、こういうのは現場で取捨選択するものだから。

 

まずは「光」を使って。
こないだ偶然やってみよかったので、ハマってる「ブラッシ」。
ほんとはきっときちんとしたやり方があるんだろうけど、そこは独学星人なので。

なんどもフラッシュをたいて、彼女は目をしかめる。

猫も眩しがる(笑)

 

彼女は「固さ」を欲しがって、僕は「柔らかさ」を捨てたくなかった。
彼女は「モノクローム」に恋をしていて、僕は「カラフル」を愛していた。

テーマを絞り、アイデアを出して。
そこに人の数だけ「差異」がでる。それが好き。

同じ山に、違う登山口から登る感じ。

意見を言い合うには信頼関係も必要だけど、何より「面白いことやろ〜〜」というノリが重要な気がする。

 

 

誰もいない横断歩道に座り込む。
地球と友達になれる。
大自然ではなくて、揺れる大地を固めて作った灰色のプリン。
その上で僕らは危うげに生きている。

 

彼女は彼女のセンサーを使って街をみる。

大好きな壁。
大好きな道。
大好きな直線。
大好きなランドスケープ。団地。十字路。

見つけたものを持ってきてくれる。

 

その場所へ移動しながら、とる。

一つの場所には10分もいない。そのくらいのスピードが好き。
最初に見て、切り取るアングルを決めて、サッと撮る。
最初のドキドキがなくなるから。
失敗しててもね、しょうがない。

 

僕もどんどんアイデアとエゴをぶち込んで。
彼女もどんどん歩いていく。

時間はもうない。

 

あまりお話をする時間はなかったけど、歩きながらの恋バナは、53のおっさんの活力になる(笑)
いのち短し恋せよオトメ、だ。

 

彼女は出勤。
僕は仮眠へ。

 

今回の撮影も1時間くらい。

思ったことは

「僕は髪の毛に執着がある」ってこと。

フェチというよりは「もうなくなってしまったもの」としての髪の毛(笑)
女の子も、男も、髪の毛はいいなぁ。
憧れだなあ。

光を閉じ込める髪の毛。
放つ髪の毛。

 

 

また、何かアイデアを持ち寄って、作ろうね。

 

 

【704号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2018





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