こんばんは、ブログアパート管理人のサニーです。
ちょっと時間が経ってしまったけど、6/9日曜日。
夕方の6時から、お芝居の会場で歌ってきました。
ブラックマリアさんに声かけていただき、ものすごく嬉しかったし緊張した。
嘘です、会場に着いてから全く緊張せずにいました。
リハーサルでピンマイクをつけてもらった。
マイクスタンドが壊れてるということで。
ピンマイク、すごく自由。
うつむいて歌いたい時も、客席で歌いたい時も、そのままできる。
ああ、ピンマイクじゃあなくても、ヘッドセットでもいいけど、欲しいかも。
マイクに縛られたくない。声、小さいけど。
- ダンテの丘
- サマーブリーズ
- 白樺の森
- 崩落
- サマータイム
- 赤い鼻と赤いルージュ
まっくらですな。手拍子を取ることも、体も揺らすこともできないセットでやろうとおもったのに。
奥でブラックマリアが踊っていた。
玄海椿さんの「智恵子抄」
とても面白かった。
物語として「製本された」本のうらがわ。
真実の裏側?もしくは嘘の裏側?虚構の裏側?
これは「作られた物語の登場人物にこころはあるか?」という次のブラックマリアのお芝居にバトンが渡されるテーマ。(テーマ?うーん、テーマではないかもしれないけど)
史実だろうが、自叙伝だろうが、フィクションだろうが、生み出されたものは全て「誰かの物語」であり、その誰かは「その本人であるゆえのこころ」を持っている。
貧乏で若い愛人ばっか作っても、文豪なら「しょうがないわねぇ」と、一流の悲劇という「消耗品」になる。
おもしろい世界。
今時、狂気なんて、そこらへんの石をひっくり返せばうじゃうじゃいる。
表に出して人を刺すひともいる。
刺さないために、狂気を飲み込んで、出すしかない。
狂気のふりした表現者のふりをした人もいる。
お芝居にはあまり詳しくはないけど、あらゆる表現はそのなのとおり「隠れてるものを表に表す」ことじゃないかなぁ。
狂気に誠実であるかどうか。
熱湯に誠実であるかどうか。
嘘に、ヘイトに誠実であるかどうか。
不誠実に誠実であるかどうか。
椿さんのお芝居はポップでもあり、おかしくもあり。
悲しい。
ブラックマリアは、こないだgigiでみた「初音ミク」と、かぐや姫のお話「月離宮」を同時にやるというこころみ。
ダイジェストとかでなく、わざわざ混沌をおこしてしまうような。
それが噛み合ったり、粘りあって糸を垂らしたり、同時に大声で叫ぶもんだから聞こえずに、相手の声を聞こうとして同時に黙る、みたいな感じがあって、そーとー面白かった。
こないだの斜め45度を見た人は、見るべきだったよ。
ああ、実験室で爆発が起こるのってこういうことなんだと思った。
悪いおじいさんはなぜ「悪いおじいさん」なのか?ってとこからもう泣きまくりだった。
いいおじいさんを「良い」とするためだけの存在。
ものがたりを「めでたしめでたし」にするためだけの存在。
めでたしめでたしなんてないくせに!
ないくせに!
意味のないものを産むな。
生まれたからには意味があるんだ。
苦労だって歴史だってあるんだ。
物語を終えた登場人物はどうすればいい??
THE END、めでたしめでたしのあとは?
財宝を持って帰ったあとは?
勝負に勝ったあとは?
そのあとは?
グサグサつきささって呼吸が苦しくなった。
自分が帰ってくるのに数分かかった。
終わってブラックマリアと何か話した気もするけど忘れた。
箱崎の雑居ビルのなかでメルトダウンする真実。
ぼくらは街を通り過ぎるだけで、目的地にいくだけで、雑居ビルを車の窓から見るだけ。
でも、そのくらい小さな部屋の一つ一つで、もしかしたら「物語の登場人物」が生まれてるのかもしれない。
世界はおおきな卵巣?そして、いろんなショッキングな出来事が精子?
ぐるぐると考えが回る。
こういう「お芝居をみせるところ」だったり、ジャンルがぐっちゃぐっちゃな斜め45度みたいなところじゃないと歌えない歌ってあるんだ。
そんなこと気にすんなバカとブラックマリはいうかもしれない。僕は拒絶が怖いだけかもしれない。
この世界を見ることができてよかった。
通り過ぎるだけの人生じゃなくてよかった。
僕自身がなまみの人間であろうと、架空の人物であろうと、ただの電気信号であろうと。
僕は僕で考えて、何かをやったりやらなかったりする。
【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019
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