ライブってなんだろう?とりとめのない話【7月の怒涛ライブを終えてぽっかり】これは告白です。

こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。

 

これを見てる人の中には「人前で歌ったりお芝居したりする」アマチュアのひとも多いと思うんだけど。
みなさん、演奏やお芝居が終わった後、なにを感じますか?

人のステージを見たあと、いろんな感想があって、それを文章にすることもある。
わりと、できる。

でも自分の演奏やライブについては、まるっきりわからない。

 

演奏の前には逃げ出したくなる。
演奏中には高揚感もある。緊張感もある。
失敗した時のやるせなさも多々ある。

そして

誰かに伝えたいものなんてないくせに評判を気にする

 

 

誰かと一緒のライブ。例えばギタリストとして共演したり、バンドだったりの時は
「ギターが弾けた」っていう喜び感がとても大きくて、徒労感と喪失感は家に帰るまで湧いてこなかったりする。
音楽としてどうだったか?ってのを割と冷静に考えることもできる。
さらに「俺ってなかなかいいギタリストやん!」なんて勘違いすることもできる。

 

僕にとってやっかいなのは「一人でうたう」ライブ。
歌を聴いてくれて、ギターを、作品を褒められたりするとすごく嬉しい。
だけど。

歌えば歌うほど、重圧は酷くなる。
誰も聴いてやしないのにね。

その日に歌った歌は、その選曲で良かったのかな?とか
もっと上手く歌えたらとか
もっと上手く弾けたらとか

だってさ、家で作りながら歌ってる時って100%純粋で「一番いい状態」なんよね。
ギターと向かい合ってるだけ。
自分と向かい合ってるだけ。

 

ライブには歌を聴いてくれるお客さんという(多くはない)存在があって。
そこに僕の歌が「ずざざざざざ〜〜〜〜〜」と染み込んでいく瞬間を感じることがたまにあって、その時はすごい嬉しいと同時に、怖い。
僕の個人的な思いとか妄想とかが共感される瞬間が、すごく愛おしくて、怖い。

 

人前で歌うってことは、消費されるってこと。
共感されるってことは、肉を剥がれること。

ねじ曲がってるよね。ほんとごめんね。
福岡ドームを満杯にしたわけでもなく、お客さんをたったひとりも呼べず、聞いてくれるのは共演者だけなのに。

これは告白です。

 

 

7月はライブをたくさんした。
一人でも歌ったし、誰かとも一緒にやった。

54歳のおっさんにとって「誰かの意識と触れ合う場所」はとてもありがたい。
ただ、20〜30分のステージをひとつやるごとに、寿命が縮んでる気はする(笑)それほど消耗する。
体力の問題かもしれんねぇ。

 

10月にはとての楽しみにしてるイベントがある。
そこまでまた、小石をつみあげていこうかな。

 

自分自身の精神のバランスを取るために曲もたくさん書くと思う。
そしてそのほとんどを歌わないとおもう。

 

 

【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019

 





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