こんばんは。ブログアパート管理人のサニーです。
最終日ちかくに滑り込んだアルティアム。
氷室友里のテキスタイル展。
テキスタイルって、なんだろ?
布地のこと?
一言で言うと、布のこと。
日常的に一番目にして、手で触ることのできるアートかもしれない。
素材自体がびっくりしないもので「びっくり」とか「わはは」を作り出すって、難しそうで、楽しそう。
前にここであった 「ひびのこづえ展」もかなり面白かった。
氷室 友里という人を知らない。
最近「その人を知らない」 っていうのが、アートや表現において重要なんじゃないかな?と思える。
その人の人となりやキャラクター、ましてや顔写真を知ってて作品を見ると、作品の威力が薄れちゃう気がする。
表紙に著者が載ってる本、みたいな安っぽさ(笑)
話が逸れた。
会場に入ると、いきなり気持ちがパッと明るくなる色のこうずい。
重ねられた布、糸。
ほろほろと解けるはじっこ。
地層のような断面。
そして、手触り。
ごそっとした存在感。がっつりと重いものも、あれ?っというくらい軽いものもある。
染められた色。
描かれた模様。
大きな文様。
ぼくら人類が、灰色のビルディングに閉ざされる前からずっとあった文様。
糸をあわせて、布になる。
全体がわかってないと、その小さな交わりの重要性がわからない。
そんなアート。
布は、なにかにつかわれるものだけど
ただ、布としてそこにいるのも面白い。
白い布の下に、青い布。
はさみでチョッキン切っていくと、青が現れる。
こんな初歩的な「こんなのたのしいだろーなー」っていうアイデアを、計算によって作り上げ、衝動によって位をあげる。
「出来上がったものを、ハサミで切っちゃう感覚」って悪いことをしてるような究極のワクワクがある。
そういうの、大好きだ。
自分で考えて、自分でやってみる。
そのことの重要さをアートは教えてくれる。
でも、できなくたって、触れることができる。
糸は静かに重なってるものもあれば、ペチャクチャと騒がしくまとまってるものもある。
無遠慮な個性をぶつけ合って、普遍的な「よろこび」を産む。
糸が交わって平面になり、立体になる楽しみ。
今度生まれてきたら、テキスタイルとか三次元のものをやってみたいな(笑)
手で触れるもの。
手触りって、触覚って、味覚・聴覚・視覚・嗅覚などの五感のなかで一番ぜいたくだ、とぼくは思う。
だって「そこにいなければ」感じられないのだもの。
アートを見ると、なにかを作りたくなる。
もちろん、それは日々の中で消耗して、だんだん消えてゆく。
アイデアは目先の難関に潰されて「なかったこと」になっていく。
だからこそ、また僕らはアートに触れにいく。
また何かを作りたくなるために。
いつか「買えるように」なったときのためにオンラインショップをリンクしとく。
アルティアム。
小さな宝箱。
最近、体調的に天神に出るのがとてもつらいんだけど、ここは最後の砦。
【709号室】ガーリーおじちゃんはまったく役に立たない2019
◆
◆
◆
◆
ちゅるっと毎日すっちゃうスティック!
鉄分補給で元気にきれいに!「ちゅるっとサジー」かわいすぎる健康食品がSNSで話題沸騰!プレゼントしても喜ばれること間違いなし!
ブログアパート「私の人生、私のもの」よんでくれてありがとう。
FACEBOOKページをフォローしていただけるとうれしい。
新しい記事をお届けします。
◆
◆
◆
◆