大好きな漫画家の作品の実写化。
古屋兎丸が伝説の舞台を漫画化したものらしい(大元の舞台は知らない)
これってハードル高いよね。小説の映画化よりもっとハードルが高い。
だって「絵」がそこにあるし。絵はさらに見る人に「声」まで届ける。
見た人それぞれが自分のキャラクターを創造してる。
キャストに文句がない!ってことはほとんどない。
でも。
映画の出来としてもまあまあ面白かったけど、キャストの再現率に関しては★五つあげてもいい。
キャストはほとんど知らない人。だからこそいい。中でも「中条あやみ」は素晴らしい。まんがそのまんま。顔が似てるってことはないのに、存在感が漫画。
大人になることを拒絶した少年たちが作った秘密クラブ。スモッグにまみれた汚い町は大人の象徴で、でもその街を出ていくわけでもなく「汚いものを統治する・君臨する」と考えるところがまさに浅はかなんだけど。
その底の浅さが、まさに男子。メンズワールド。
「おれたち仲間だよな!」
ほんとにばかばかしいし嫌いだったから、そういう団体に属したことはないんだけど(笑)そういうメンズソサエティは萌えるらしい。
いきなりライチを燃料としたロボットを作ったり、拷問して殺したりなんていう荒唐無稽な、夢想に近いお話を、まじめにしっかり作ってる。
さらに美しい女の子をさらってきて、美の象徴として福音をもらおう!なんて大笑い。
14歳なんて性欲の鬼みたいなもんだ(笑)それが縛られた女の子に欲情せずに生きていける訳はない。
男の子たちの夢の国が、美少女のスカートからのぞく膝によってもろくも壊れさる。
髪の毛のニオイ。胸のふくらみ。
そりゃもうひれ伏すしかないよね。
少年愛や機械愛に満ちた描写も楽しい。
はじまりは、純粋な夢想。
それが組織になることによって、共同幻想を徹底させ、私たちは家族だ!鉄の掟だ!なんていうサラリーマンワールドになりさがる。
カリスマはもろく、欲望は強い。
個人が個人で生きることを忘れた団体は、身内の裏切り者を探していく。
疑心暗鬼。
ああ、よくある話だね。
最近体験した(笑)
それにしてもキャストはみんな若くて、素晴らしい。
結構大変な撮影現場だったろうに。
作ってるのは当然オトナなんだけど、この映画自体が少年の夢想なのかも。
もともとが舞台劇だったからか、ほとんどが基地のなかのシーン。
青白い少年たち。
そこに美しくさく中条あやみ。
男子が女子に勝てるわけない。
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