うつくしいひと:熊本チャリティ上映会で見た熊本・阿蘇の美しさ。

 

熊本旅行、二日目は雨で。
どうしようか〜とネットで調べると、「ジブリの立体構造物展」というのがあってて、月曜日も空いてるらしい。そこ行こうとサイトを見ると

「行定勲監督作品のチャリティー上映会開催」

という記事発見!しかも、今日!しかも午後1時。

これは超ラッキー!見なきゃ!

 

一時間前から会場は満員。急いで後ろの方の空いてる席を取って、待つ。

 

うつくしいひと:初恋の行方

さっきドライブで見てきた阿蘇のうつくしい風景がそこにあって
今はもう見れない艶やかな熊本城の石垣がそこにあって

見に来てる熊本のおじちゃんおばちゃんたちもため息がで流。

 

映画のテーマは初恋の思い出

主人公の橋本愛。まあ、本当今貴重な女優さんだ。マイナーメジャー関係なく、ふわりふわりと行き来してる。いい映画を見ると、実験的な映画を見るといつも橋本愛がいる。

若い主人公。その母石田えり。
母に恋していた学生の今を姜尚中が演じてる。すごくハマってる。
映画は演技力とかセリフまわしじゃないなあ。ハマってるかどうかだ。

思い出に生きようとする男と
え?なぜ?今を見ないの?と不思議がる若者。

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うつくしいひと:思い出の重さ

若者には思い出の重さがわからない。
思い出に生きることは逃避に見えるのかもしれない。

僕は歳を取ってしまったけど、もうちょっと思い出とかを大切にすべきだったなあと思うこともある。

 

若い女は美しい。しかし、老いた女はもっと美しい。
ホイットマンの言葉が、うまく使われてる。

重なった時間が美しさと豊かさを生み。帰らないものへの郷愁が心に湿度を与える。

この映画を撮った時には、まさか熊本城が壊れ、石垣が壊れるなんて思ってもみなかっただろう。もっと多くのうつくしい風景をフィルムに収めればよかったと思ってるかも。

でも時は過ぎて、戻らない。

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うつくしいひと:映画は見る人の思い出を作ったり、思い出を思い出させたりする。

40分弱の小さな映画。でも昔の行定勲タッチに満ちてるし、林海象へのオマージュにも溢れてる。とても質のいい映画。

大人が見るべき、映画。

 

熊本が思い出になる前に。
もう一度あのうつくしい姿が見れますように。

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