岡崎京子の漫画で思い出したんだけど、
一番最初に影響を受けたのは小椋冬美の「さよならなんていえない」だった。
漫画雑誌りぼんを妹が買っていたので、その前の「リップスティックグラフィティ」も読んでいた。
登場人物がどれもよくて、漫画なんだけど、映画を見てるような感情移入を許してくれる作品を描く漫画家だった小椋冬美。
さよならなんていえないは昭和57年連載開始とある。
17歳。高校生だ。
バンドやってた頃だ。
ストーリーは
主人公「惣領麻実」と、いちいちイラつく美少年「矢野隆生」と、彼が加入したアマチュアバンド周辺の話。
当時バンドマンやってた僕らからすると「リアルな夢の話」だ。
演奏はなかなかいいのにボーカルがダメだったバンドに、人間は最悪だけと魅力的な美少年ボーカルが加入。
彼にイラつきながらも思いを寄せる女の子や、ライバルの超人気バンドのメンバーとのいろいろ。
その後のロックバンド漫画に再利用されるエッセンスをぶち込んで、全3巻というスッキリした展開。
本当にいい漫画。
ここに描かれないのは「メジャーデビュー」云々。
そもそもロックバンドなんてメジャーデビュー目指して奮闘するなんてカッコ悪いなあと思う。
この「さよならなんていえない」のように、身近な人と、青春と、恋のために存在するのがいいな。
誰かに伝えたいというよりは、いつも聞いてくれる「君」に歌う。
それがバンドの良さのような気がした。
小椋冬美は音楽好きで、イギリスのロックにとても影響を受けてるんじゃないかな?スリムスーツに細いタイ。米軍払い下げのコート。MODSの男の子のイラストがあったり。
いちいちかっこよかった。
残念ながら少年漫画にはそのかっこよさがなかった。
映画化するならだれかな〜本田泰章かな〜とか。思って遊んでいた。
バンドやってたら、そんな漫画みたいなことが起きるかも!なんて思いもあったけどね。
なーんにもなかった。
やっぱルックスよね(笑)
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