私は社会人として、M君は大学生としての生活が始まりました。
元々、高校時代はほとんど会っていなかったので、、完全に私と彼の歯車は噛み合う事はなかったのです。
大学生の彼は、バイト漬けの毎日でした。彼も家庭の事情で、奨学金を借りていました。多分、学費も自分のアルバイト代で賄っていたと記憶しています…
勿論、高校時代からの彼女(奥さん)とも続いていました。
たまたま、私が友達と通ったら、見覚えのある車が、停まっている家がありました。あれっ?って二度見しました。彼の車です。あっ、ここが彼女の家かぁ…
後から聞いたんですが、
アルバイトがない時は、ほとんど彼女の家に居たそうです。
彼は彼女と続いていたのです。軽いショックを受けましたが、ある意味想定内の事です…
彼女と続いている事を知っていながら、私は彼と会っていました。ある時は、彼がバイト終わってから、お茶したり、ドライブしたり…
地元で有名な××××池の××××森に何度も夜中にドライブで行ったのに、彼は全く覚えてなくて、、
私以外の女性とも行ったらしく…
「あれっ、お前とも行ったけ?」と言われて、ガッカリ。
まぁ、彼はそこそこモテていたので、他の人とも遊んでいたのは事実です(笑)
その××××森でキスしたの覚えてないだろ〜(怒)(笑)
ある時、BOOWYのコンサートに二人で行きました。
彼も私も好きだったので。
彼のバイトが終わるのを待ち、私が車で迎えに行きました。
氷室京介格好良かったです!二人で興奮しました。
コンサートが終わり、汗だくのまま、車に乗り込み、早く帰ろうと帰路を急いでいる時、私が「汗かいたから、シャワー浴びたいね〜」って言ったんです。「そうだな浴びたいな」と彼。そしたら、、「まず、腹減ったから、飯食って、早く帰ろうか」と彼。
え〜、お前はアホか!
女性から誘ってるのに、スルーした〜!無いわ〜
私はその日、彼とホテル行く覚悟で勝負下着を着けてきたのに(笑)
で、その日はご飯を食べてさっさと帰りました(笑)
彼はその当時そこそこモテてはいたけど、やたらに女性に手を出す人ではありませんでした。どちらかと言うと、そういった事にうとい人でした…
この事も歳を取ってから、お酒の席で話したら、やっぱり私のハニートラップ(少し意味が違うかな)に気づいてなかったと…「残念だったなぁ~、言ってくれれば、その気になったかも…」と彼。嘘つき!その頃、私には興味がなかったくせに〜
彼には彼女がいました。分かっていたのに、会いたかった…
私は、彼に会えなくなる事が怖かったので、自分の気持ちをはっきり言えずにいました…
彼も、多分、私の気持ちには気づいていたはずです…
ただ、私が好きだって言わなかったから、曖昧なまま付き合っていたんだと思います…
その頃だったかな、、また、記憶が曖昧ですが、、、【あみん】の【待つわ】
【石川ひとみ】の【まちぶせ】をよく聞いていました。
「私待つわ〜いつまでも
待つわ〜他の誰かにあなたがふられる日まで〜」
正に私の気持ちそのものです(笑)
いつか彼が別れないだろうか、、
いや、別れて欲しいとずっと思っていました。
でも、、高校時代に知り合ったカップルは別れない
確立が高いそうです。ある程度大人の考えを出来るようになってから知り合っているからだそうです。
その頃の私は行き付けのスナックで、酔うと、彼の話をして、泣いていたそうです。あまり覚えていませんが。その時代は、スナックが主流の?時代で、、また、そこの店長がいい人で!
人生相談を良くしていました。主に彼の事を相談していました。
店長には、その度に、まずは自分の気持ちをきちん伝えないと、、と言われました。
でも、伝えて、彼を失う事が怖かった…
彼は私の気持ちに気づいていたけど、私の事は、女性の親友だと、、思っていたみたいで…
彼と私の歯車は永遠に噛み合う事はなかったのです…
そんな悲しい十代を過ごして、私も二十歳になりました。
そして、彼と私の別れを決定づける出来事が起こるのです…
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