東京ディスティニーランド【芝居が好きだ!という思いだけで地球をいくつも背負う男】

東京ディスティニーランドさんのお芝居を見るのは3回目、5演目目。

世間のガラクタニュースをサルベージして、加工して。
超一級の不可解と寛容さに溢れたお芝居にする。
まさに「立体新聞」だ。

池袋専属殺人事件やら、酒井法子やら。
ディズニーランドやら。
メロスやら。

いろんな「すごい世界」をみてきたけど。
今回はからり即興性の強い「gigiの空気を漉き込み、吐き出した」ような演目だった。

タイトルは一応「ドラえもん のび太と不死鳥の騎士団 カチコチけものフレンズ」

この日の共演者をいじりながら、持ち上げながら。
終着駅を設定しない銀河鉄道の旅。2時間コース。

 

ところが、いつも以上に泣きツボが多くて、まいった。

みんな、桃太郎を知ってるよね。
彼は育ててくれた夫婦を「おじいさん・おばあさん」と呼んでるんだ。
変じゃない?育ての親でしょ?歳をとってるとはいえ。
その切り口から入ってきた「桃太郎」は、出生の秘密を確かめるために連続殺人(鬼)犯になって有名人になる!と家を出る。

おじいさんおばあさんは、当然、行かせまいとするんだけど。
同時に「そんなに感情を表に出せるようになったんだなぁ」と思う。

親が子供にできることは、何か目的を見つけるまで健康に育て上げること。

本当に、その通りだ。

 

 

ドラえもんがらみのお話も、どうしてそんなに優しいのか?と思うほどに包み込まれるストーリーだった。
優しさとは痛みを代わってあげることじゃなく、痛みをきちんと教えてあげた後で、痛かったね、よく頑張ったねと包んでくれること。

そんな風に感じた。

世界が変わっても、自分の周りがファンタジーになったおしても、自分は自分のまま。
自分が変わる努力をしないと何も変わらない、なんていうまっすぐなメッセージを、ひねくれた独り言でいう。

 

事象の地平線を超えることについて

毎日僕らは、何かの一線を超えている。
超えたからには、超える前には戻れない。

自分の心の裏をひっくり返すような表現者も
料理を作り続ける料理人も
普通の主婦も

毎日何かを超えていく。

 

お話を語り始めた者は、そのお話に責任を持たねばならまい。
語られないお話や歌われない歌をライブラリから解放しなければならない。
煮えたぎり、不発する感情を。

僕らは昨日には戻れない。
何かを知る前の自分にはもう戻れない。

そんな素晴らしいメッセージをパンツいっちょで語る。
肉体の全てを使って。誠実に。

 

東京ディスティニーランドの誠実さ

身体中の傷は、むちゃくちゃの代償。
僕らの心のドアをこじ開けるために叫ぶ、自らを殴る。
僕らはそれを見ながら心の涙を流す。

彼のアトピー跡や、しどろもどろの情熱を見ると、僕は泣きたくなる。
この世界の美しさや寂しさや醜さや暖かさが、ごちゃまぜになって襲ってくる。
バイオハザードの切り身光線みたいに。逃げられない。

 

でも、またみにいくんだ。
切り刻まれにいくんだ。
幸い、東京ディスティニーランドは福岡にもよく来てくれる。

 

次はあなたが、心のドアをこじ開けられる番だ。

 

【609号室】ガーリーおじさんはまったく役に立たない2017





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