gigiに山田芭瑠を見に行った【東京へ旅立つ前に】

michiくんのイベント「LarkStyle〜ガール・イン・シングソングス〜@清川Cafe&Bar gigi」

福岡でもトップに入る「ザ・リスナー」のmichiくんが主催するイベント。
gigiでのライブは、出るより見る方が好き(笑)
だってさ、ご飯は美味しいし、気持ちはいいし。
なんか漂ってるんだよね。ある意味音楽のもののけが

この日のプレートも美味しかったーーー!

さて。ライブの感想など。
咳喘息がひどくてクラクラしてたけど。

 

◆岩崎優里亜

前にgigiで対バンしたことあった。
あれ?どこで見たんだろ〜とずっと考えてて、ハニーミルクラテの歌で思い出した(笑)ここだ!って。

テンションしかない!と本人は言っていたけど、暗い部分とか胸の奥のモヤっとした塊を、もう少し出してもいいんじゃないかな〜と思った。
君はそんな簡単な女の子じゃないはず(笑)

中盤の引きずるようなギターのリズムの曲よかった。
コードストロークに慣れてるのかも。弾かれてる弦のバランスがよかった。

 

◆c.c.apricot(長崎)

まあ、すくすくと素直に育ってるんだろうねぇと思う。高校生。
チューニングであたふたしてたけど(笑)
ギターのアレンジのセンスがいい。
ベース音の使い方が「しっかり練習してるねえ」と思わせるものがあった。
あとは、強弱、かな?

サニーギター教室に通うといいかも(笑)

声がまっすぐなのもいいね。
そういう音楽に影響受けてるのかもしれないけど。まっすぐに濁りがない。
このままずんずん練習して、何度か壁にぶち当たって、そのあとが楽しみ。

 

◆江上るい

福岡でナンバーワンにかっこいいバンドsleepydoggのボーカルでもあり、本人の歌を聞く前にhigasiさんと一緒に「カバー」したこともあって、すごい楽しみにしてきた。

無駄な音を鳴らさないギターがループしてくるくると世界を作る。
小さな世界・無限の世界・草むら・常夜灯
風景がグラデーションで変わっていくような色合いで、しかもダンスミュージック。

座って聞ける音楽じゃなかった(笑)

大勢のカメラマンのじゃまになるかと思ったけど、途中から立って、踊った。
肺病やみのダンスだ(笑)

脳内から気持ちのいいシルが出てくる。

ああ、こりゃミサト(sleepydoggのギターね。ナンバーワンよ!)のギターが歌えるのがわかるって感じ。揺らぎ、踊り、ほっぽり出す。
そんな音楽。

気持ちがいい、気も違いそうなフェザータッチの狂気(笑)

 

 

◆山田芭瑠

このライブ終わったら東京行くんですーと聞いていた。
じゃ、見届けなきゃ。

(ここからは初老のノスタルジー臭がするかもです笑)

初めてオープンマイクで山田を見てから、どのくらい?まだ一年ちょっとくらいかないかな?
何の気なしに入った店で「一生もんのお宝」を見つけた時の喜びに近い。

興奮して話しかける僕に明らかに「なんやこの不審なおっさん」と思っていた(に、違いない笑)けど、最初にぐっと心を掴まれたのは「作品」。
手垢のついた言葉をリメイクして、すっごい豊かな情景に仕上げてた。

次はみなさんと同じように「歌声」
私をわかってほしいという歌声はたくさんあるし
楽しい時間を共有したい!という歌声も掃いて捨てるほどある。
でも山田の声は「血を流してる自分と、それを遠くで見てる自分」の二人が合わさった歌声。

リアリティとファンタジーが同時に出てた。

クール、という言葉では足りない。
熱いのとも違う。うーん、例えば

氷点下の夜の砂漠で汗ばむ岩みたいな。

さて、昔話はこのくらいにしてライブの感想

 

1、teen

なんていうか、あまりに素直な言葉の連続で「迷ってます」とはっきり言うんだ。びっくりした。
豊かな柔らかい優しさに満ちた不安。
10代の子に聞いてほしい。

 

2、親知らずが生えた日

前回のライブで一緒にやった曲。一転して深くて遠くまで続く闇を漂う歌。
コードとコードの間をどっしりと揺らぐ歌。
いやあ、ほんとすげーや。
山田の真骨頂。
灯台の光が遠くでぐるぐる回って、一瞬だけ自分を照らす。
でも、それが眩しすぎて闇は暗さを増す。

 

3、小指市街

初期の名作。今聞くとほんとに若々しい。ファーストアルバムの曲を聞き直したときに感じる不思議な感覚に似てる。

1.2.3で指切り、約束の裏で 4.5.6で死んだ街

サイコーやね。

曲の構成も強弱をしっかりつけたシングル向きの曲やね。この曲も一緒に何度もしたなぁ。打ち合わせしたときに「ここは、こうやってください」ていうのがしっかりあって。
そのうち信頼してもらえたのか、「お任せ」になってきたね(笑)。

 

4、終電コントラスト

本人が「やろうかどーしょーか」って言ってたので「やれよー」と勧めた曲。
やっぱやってよかったよ!
かっこいい。日本語をぶち込んでくる。ミュートで場面を変える。
練習して慣れてくると、これからの山田の代表曲になるだろう。
もしかしたらTVで、バンドで歌う山田が見れる日も遠くない?

東京シティでの生活で生まれた曲だろう。東京にはいい友達や、いい音楽関係者、いい大人がいるに違いない。これからはもっと伸びるだろう。
(山田は少し前から東京での活動をメインにしてる)

黙ってる人ほど、頭の中では言葉が渦巻いてるんだ。
僕みたいにしゃべりっぱなしの人間はケーハクだが(笑)

 

5、おあいこ(cover)

ハナレグミのカバー。
さすがにいい曲だ。

 

6、120decibel

前回一緒にやった時とは数段よくなっていた新しめの曲。
伝統的なフォークロックのコード進行に乗せた、2017年のブルーズ。ギターで弾いてるだけなのに頭の中ではベースもドラムも鳴ってる。
一緒に弾いててすごく気持ちよかった。彼女の歌はギタリストのモチベーションを上げる。

 

福岡ではなかなかライブやらなくなるだろうけど、また帰ってきたら一緒にやろうぜ。
まあ「あ、そういうのはマネージャー通してください」っていうくらいすげーやつにやって帰ってくるってのも楽しみだが。

 

◆赤色ユスリカ(うろこ)

ラストを飾るのはなかなか個性的なシンガー。バンドマンらしい。
彼女の演じるキャラクターは好きではないけど(笑)
歌は面白かった。

着眼点の面白さや、実は素直な発声。
なるほど、バンドでやってる人独特の「無音を作るギター」も心地よい。

でもステージに立つってことはこういうわかりやすいプレゼンテーションで引き寄せて、歌でがっつりロックオンするってのは必要なことだなあと思った。

 

またまた長くなった。

michi君が集めたガールズ。面白いイベントだった。
来月も楽しみにしてる。





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