大森靖子:MUTEKIを聴いて【音楽は魔法ではないかもだけど、僕の人生は音楽のせいで魔法のようです】

このところ「思秋期」に悩まされ続けてる。
ティーンの頃に抱いていた不安とかいらだちとか、自分に自信がないことや、手に負えない承認欲求や夜になる襲ってくる「恐怖の波」に。
52歳にもなってまた、飲み込まれてる。

  • 周りを見れば楽しそうに見える
  • 自分以外は誰かに必要とされてるように見える
  • 自分は価値がないように思える

まさに思春期(笑)
昼間は特に問題ないんだ。
でも夜がいけない。
睡眠薬で強制終了捨日々。
それも最近、少し聞かなくなってきた。

自問自答のループに入ると出られなくなる。
羊だってもう、飛ばないよ(笑)

 

男性更年期というものがあるらしく、でもそれって調べると「ストレス」「喫煙」「深酒」「メタボ」などから誘発されるらしい。うーん当てはまらないかなぁ。
ストレスについてはちょっとある。秘密だけど。

緩やかに減少するものだけど、強烈なストレスがくると一気にホルモンが減り、元のレベルに戻るのはかなり困難らしい。

男性ホルモンの低下に伴うもので。
「そーかー僕にも男性ホルモンがあったのかー」と不思議な気持ちになった。

一番陥るのが

  • 物事に「価値」を見出そうとする
  • 自分に「価値」を見出そうとする

という罠らしい。
ああ、当たってるわ。
価値なんてそもそも自分で感じられるものじゃないし、誰かの物差しでその日の気分で図られるもんだよなぁ。

 

 

 

そんな時、届いたのが超歌手:大森靖子のCD(+ DVD)

MUTEKI

前作「kitixxxdgaia」からのインターバルの短さも凄い。この人も鬼にように働いているんだろうな。

新曲は先日シングルで出した後、このアルバムにも新曲が入ってる。
それ以外は全部一発どりの雰囲気満載の、弾き語り。
マイク一本を立てて録ったような音色。
ギターの弦の音。
ボディにピックが当たる音。

プロなんだからあたり前とはいえ、そのクオリティの高さにびっくりする。
カッティングが凄いとか、正確だとかじゃなくて。
歌を歌い、ギターで伴奏する。
ただそれだけのことが本当に難しいことがわかる。

 

超歌手「大森靖子」は飲み込んだものを、作品に昇華する。
凄いなぁ。身体中、心中痛いだろうなぁ。
こんなおっさんを泣かすんだから。あ、そうか今僕はおっさんだけど「14歳」くらいの精神状態に戻ってるんだ。更年期で。

裸の歌がゴロゴロ転がっていて、仕事中にBGMに聞けない。

大人だから金にものを言わせて「DVD付き」を買った。
こないだ見たツアーのライブ映像。
ちょこっと見ながら仕事しようと思った。

無理。

心を一つになんてファッキュー
ファックオールにするから戦争なんでしょ?

私に生きる意味がないとお前が決めるなさっさとアーメン

なんて歌う彼女をみると、あのライブのぞぞぞぞぞが蘇ってきて。
困ったなーせっかく買ったのに。

 

僕は本当の気持ちを歌にするのが怖い。
それを歌うのが怖い。

歌の中では誰かになりすます。
歌の主人公に語ってもらう。悲劇を。

これは僕じゃないと思いながら歌わないと、帰ってこれない。
心の闇が曲に出ちゃうと、自分で歌えない。
だから大森靖子のように作品のそこかしこに彼女が潜んでる、もしくは矢面にいる歌を聴くと泣ける。

 

自分探しの旅とかいうバカげた遊びは大嫌いだけど、でも自分らしさを見つけたいと探してる。

 

自分というものがわからないと言ったら

「ちゃんと持ってるじゃないですか」

と言われた。

「え?」と思った。

「ただの視点の違いですよ。ないように感じるのは」と。

 

最近、映画を見て音楽を聴いても泣くことが多い。
心が弱ってるからだ。
もう、何も入らないから溢れてるんだと思ってた。

思ってたけど、もしかしたら、反応するアンテナの本数が増設されたのかもしれない。
ここ数年のいろいろが経験になり、想像力が増幅され、ビビビッとくるのかも。

秋だから。不定愁訴だから。
なんせFALLだもんね。

みなさん。どこかのライブハウスとか、CD屋さんとか本屋さんであったら、普通に声かけてくださいね(笑)

あ、中洲のいかがわしい風俗店の待合室で出会ったら、お互いに知らんぷりしましょうね(笑)

 

【609号室】ガーリーおじさんはまったく役に立たない2017





【ブログアパート:私の人生、私のもの】ってなに?

ここはブログアパート。年齢も性別も、職業もちがう人たちが、それぞれに思うこと、すごす毎日を書いてくれています。 「映画を見て面白かった」「ペットとの毎日」「ニュースを読んでおもうこと」「趣味のお話」…。
色合いの違う毎日が、風合いの違う感性が 折り重なって、思いもしなかった光景をみせてくれます。

ブログアパート「私の人生、私のもの」よんでくれてありがとう。
FACEBOOKページをフォローしていただけるとうれしい。
新しい記事をお届けします。

>>>FACEBOOKページはこちら





こちらの記事も読まれています

ちょうどカメラを買って10年になるんだなぁ【7年くらい間が抜けてるけど】... 初めてデジタル一眼レフを買ったのが2007年。 野良猫の写真を撮りに行っていた。   あと、街並みとか、人とか   初めてライブの...
「壁の上の少年」人形劇練習【初恋とアイデンティティ】... 斜め45度企画の美咲さんに声をかけてもらって、妻の二コランコランは人形劇を作る。 だいたい年に一本くらいの予定で今まで来たんだけど、今年二本目。   脚本と人形、大道具...
萠珈にひどいことをされた夜【高橋プランクトンとキャバーンビート】... ワンマンライブでない限り、対バンの人がいる。 昨日は高橋プランクトンのギターサポート。あと少しで「休養期間」に入る彼と、「少しでも多くのライブをしたい」と僕の方からサポートをお願いしました。 ...
大濠公園で歌うということ:地下が大好きだった僕がなぜ??... もう言ってもいいよね。 9/22にgigiにて石田ラベンダーさんとライブやります〜〜 10月には石田ラベンダーバンド(さゆさゆカフェ?)でサポートでベース弾きますー わー。ぱちぱちぱち。...
嗅ぎつけられたらあっけなく一人さ〜萠珈の描く風景画〜... 電線に絡まる 御機嫌トリさ 嗅ぎつけられたら あっけなく独りさ うねり くねり 流れ着く川のほとり 通り一遍なやりとり 〜音甲斐(ねがい)〜萠珈   日本語はもっと遊べる...
えとぴりかは向かい風に乗れたか?元気の余ったマザー★ァッカーども:ダンスは音楽を... 家の近く、六本松でイベントがあり、そこにえとぴりかが出演するというので行ってきた。 イベント内容は詳しくは知らないけど、博多から六本松まで歩こう!的なものだったのかも。 ずっと長い時間、おじいちゃ...
良いりんごから食べる?悪いりんごから食べる?apple社とは関係ないけど... 先日、夕食会の際に、二人の中国人と話した。 もちろん日本語で(笑)二人ともペッラペラなんだ。 ひとりは自分の息子に 苦いものと甘いものがあれば苦いものから先に食べるように。 後で苦いものを...
博多駅前ファーマーズマーケット最終日【初めての大喝采(嬉泣)】... さて、小澤さんたちとバイバイして。ゲリラハウスへ。 今日は博多駅前のイベント「ファーマーズマーケット」の最終日。 「ちょっと練習してから、やりたいね」ということで、練習。 今日やる曲をチ...
自分には需要がないと感じた時【右頰を萠珈、左頰を小佐井みなみにぶたれた夜】... ギリギリまで頑張ってる?二人の若者が言った 音楽の現場にいて。 創作をしてる。それはすごく楽しい。 ギターを弾いてる。自分は最強だと思える。 でも、歌は? 僕は「曲」が大好きだ。 ...
ギター2台のインスト。これまたやったことのない企画【カルピスフリスビー誕生】... チャーリー林バンドで対バンしたpanamintのギタリスト、マツナガさんからある日連絡があった。 「ギター2台でインストやってみない?」 昔、ギター2台のユニット「G2」というのをやってい...